あなたの企業はジョブローテーション制ですか?それとも職種別採用をされていますか?それぞれにメリット・デメリットはあります。どちらにしても確実に経験・能力は、個人のキャリア形成に活かされています。でも先日、20代前半の方たちは、専門性を磨きたい、より良いキャリアパスをしたい、と考えている記事を見つけました。その記事を参考にしながら、より良いキャリア形成とはどのようなことなのか、をジョブローテーションと職種別採用を用いながらまとめてみました。
若者のキャリア形成

先日、「若手社員、就職は「職種別採用望む」4割 配属に不満」という記事を見つけました。
これを見たとき、すごく真面目で前向きな姿勢だな、と思った反面、失敗したくない、遠回りしたくない!そのように考えている方もいるのではないか、と思いました。
私のもとにはキャリアカウンセリングを受けたい、とお申込みを頂く20代~50代の方がいます。とりわけ20代は、自身のキャリア形成を着実にきちんと歩みたい!と考えている方が多いな、という印象があります。
- できるだけ履歴書は汚したくない
- 自分のより良い将来のために、今勉強しておかないといけないことは何か知りたい
- 今取り組んでいる仕事は、自分の将来のために本当に役立っていることか知りたい
- 単純作業ばかりで、このまま続けていても3年後、5年後の将来が不安でたまらない
- 遠回りしたくない、最短距離で自分のキャリアを着実に築きたい
企業のキャリアパスや研修制度に不満を抱える若手が多くいるのは、周りの大人を見て、こうなりたい大人の理想像や、こんな大人にはなりたくないというイヤなモデルケースがあるのでしょうか…。
偶然な出会いが必然になることがある

専門性を高めたい!と考えることは自然なことだと思います。本人がやりたいと思っていること(WILL)、自分自身でできること(CAN)、会社が求めていること(MUST)が一致するようであれば、配属されやすい状況になりますよね。
一方で、まだ見えない潜在的能力を引き出すために、ジョブローテーションをおこなっている企業もあります。数年で部署異動になるので専門性がつかない、そのように思う方は少なくありません。
でも私はジョブローテーションには、「偶然な出会い」がある、と思っています。
それは求人をネット検索するかフリーペーパーなど紙面で探すかと同じようなことです。ネット検索する場合、検索したいキーワードが頭の中にすでに浮かんでいます。
- 人と接する仕事
- 企画提案の仕事
- 営業
そのようなキーワードを入力して探していきますよね。これはもうすでに、自分がやりたいこと(WILL)が明確にある探し方です。
一方で、紙面で探す場合は、何か良い情報がないかな、と思って探していきます。ある程度カテゴリでページ構成されていますが、全く興味関心ないページでもパラパラと目を通しますよね。そのときに、こんな企業があったんだ、人から感謝される仕事もいいな、と見る幅が拡がります。
このように職種別採用はネット検索、ジョブローテーションは紙面で探すようなものです。
その偶然な出会いは、あなたのこれからのキャリアを築くための必然に変わります。その瞬間は必然さが明確にわからないかもしれません。そりゃそうですよね。はじめて取り組む仕事ですから、その仕事を理解するまでの月日と経験は必要です。
職種別採用にしても、ジョブローテーションにしても、確実にその経験値で身につく力は養われ、その経験値はあなたのキャリア形成につながっています。
日常の業務から未来につながる力を得られることは多くある

例えば私が20代の頃はどうかと言うと、そういえば私も失敗はイヤだったし、遠回りもしたくない自分がいたことを思い出しました。正確に言えば、誰よりも努力して、誰よりも早く成果を出したい!と思っていたんですよね。物覚えも悪く、ゆっくりでノロマな性格だと当時から認識していたので、人の3倍やってちょうど周りのペースに合うくらいだ、と考えながら必死だったと思います。
当時は仕事が合う、合わない、という判断はなく、物覚えが悪し、ペースもゆっくりだから、自分に合う、合わないとわかるまでの月日も人一倍必要、そんな考えでした。
おかげで数年後には、誰よりも細かく、誰よりもハイスピードで、誰よりも計画的にこなせるようになりました。物覚えが悪く、ゆっくりでノロマだった私が、いつしか周りに教える時間があったら自分がやった方が早い、という考えになるほど、当時の私は自分の仕事のスピードには自信を持つようになったのです。
それも、ただ目の前のことに精一杯がむしゃらにやった結果です。後から振り返って考えてみたときに
- 時間管理能力
- 逆算思考
- 論理的思考
- 情報収集力
- 提案力
- 細かな気遣い
- 原稿校正力
- 周りを見る力
- 相手の考えを察知する力
など、気づけば様々な力が身についているんですよね。それは絶対的な経験値です。センスがある、もともと能力があった、そんなわけがありません。
現在、全く異なる業界の仕事をしていますが、その時に培った情報収集や原稿校正力は、ブログ記事作成にも役立っています。ブログを見てキャリアカウンセリングの申込を頂くので、過去の仕事は確実に現在の仕事につながっているのです。
より良いキャリアを築くために”今”に向き合おう

キャリアパスに不安、将来のキャリア形成に不安を抱える方が多くいらっしゃることも理解できます。でも仕事を通じて、日々の日常業務をきちんと考えながらこなしていくことで、身につく力は案外多くあるんですよね。
それを単純作業だからといって、右から左で仕事をこなしているだけでは、実になりません。深く考えながら取り組むことで、その仕事の専門性が深化していきます。
また新しい仕事を任されることで、自分自身が進化されていきます。
ぜひ、今目の前のことにしっかり取り組んで、未来のなりたい自分になるための必要な能力を育んでみてはいかがですか?
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