「変わらない職場に、自分だけが変化を求められている気がする」
「リーダーになったけれど、正直、自信が持てない」
そんな気持ちを抱えて相談に来られたのは、専門職として5年目を迎えた30代前半の方でした。
職場には新卒とベテランしかおらず、ミドル層は自分ひとり。
求められる役割の重さと、内心にある「面倒臭さ」の間で揺れる気持ちは、とてもリアルで多くの方が直面するキャリアの壁でもあります。
「本当はどうしたいのか」
「どうありたいのか」
その答えを一緒に探したキャリアカウンセリングの時間は、ご本人にとって大切な対話となりましたキャリアカウンセリング事例をご紹介します。
🗨️変わらない職場、自分だけがミドル世代──心の中に芽生えたモヤモヤ

専門職として5年目。ありがたいことに、今年からリーダーという立場を任されることになりました。
けれど、正直な気持ちを言えば、ちっとも自信なんてありませんでした。
私の職場には、新卒の若手とベテランの50代以上の先輩しかいない。
間を埋める「ミドル層」は私だけ。
組織の潤滑油にならなければというプレッシャーはあるものの、何をどうすればいいのか手探り状態。
「変わらない職場」に自分が変化をもたらさなければという思いと、「なぜ自分がそこまで…」という気持ちが心の中でせめぎ合い、やる気と疲れが同居するような日々を過ごしていました。
💡【カウンセリングでの気づき】「リーダーだから」ではなく、「自分がどうありたいか」が軸になる

そんな中、初めてキャリアカウンセリングを受けてみることにしました。特別なきっかけがあったわけではなく、「このままでは気持ちが沈む一方かも」と思ったからです。
カウンセラーは、私の話を否定せずにじっくり聞いてくれました。
▶️「自分がやらないといけない」と背負いすぎていた一方で、本当は「面倒だな」と感じている自分も確かにいること──
そんな自分に気づいたとき、気持ちがすっと楽になりました。
👉背負い過ぎず、苦手な部分は得意な周りに協力を仰いでみよう
👉一方的な仕事の指示ではなく、雑談もしながら相手の強みや良い部分を見つけてみよう
👉空いた時間は自分の得意なこと・好きなことに集中できる業務をしてみよう
勝手に想像していたリーダー像の役割に振り回されるのではなく、自分自身が「どうありたいか」を軸に考える大切さを実感しました。
🌱こんな方におすすめ

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昇格したばかりで、自信が持てない方
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職場の変化を求められつつ、どこかで「面倒だな」と感じている方
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キャリアの方向性が見えず、漠然と不安な方
同じような悩みを抱えている人にこそ、「話すだけでも楽になる」という体験をしてほしいです。
👉キャリアカウンセリング相談の流れ

今回のキャリアカウンセリング相談者は、大阪西梅田にて対面で90分コースをお申込みされました。他には全国どこからでも相談可能なオンライン形式や、60分コースもあります。申込もネットから簡単で、日時も柔軟に選ぶことは可能です。
話しているうちに、「自分って意外といろいろ考えてたんだな」と思えたのも驚きでした!というお声を頂くように、悩みが整理できていなくても、自然に話せるようになりますので、ご安心下さい。
▶キャリアカウンセリングの詳細はコチラ
🗨️よくある質問(FAQ)

Q. 何か明確な悩みがないと相談しづらい?
▶️A. 大丈夫です。モヤモヤした状態のままでOK。「話すうちに整理される」感覚があります。
Q. リーダーやマネジメント向けの相談もできる?
▶️A. 可能です。役割に悩む方への支援実績も多くあります。
Q. 相談後に無理に転職を勧められたりしませんか?
▶️A. ありません。あくまで「自分らしいキャリアを考える」場です。
📣迷っているあなたへ、一度、気持ちを言葉にしてみませんか?

新しい立場に就いたとき、周囲は期待してくれていても、当の本人は孤独や不安を感じているものかもしれません。
今回の相談者も、リーダーとして何かを変えていくことに対して面倒くささや怖さがありました。でも、ご本人の中にあった「変わりたい」という思いに耳を傾けることで、少し前向きになれました。
迷っているなら一度、気持ちを言葉にしてみませんか?きっと、新しい視点が見えてきます。
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投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子
納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者
