社会人になって数年が経ち、仕事にも慣れてきたけれど、「自分は本当にこのままでいいのか？」「何を目指したらいいのかわからない」そんな迷いを感じる人は多いです。これがいわゆる「キャリア迷子」の状態です。20代・30代はキャリアの土台を作る大事な時期ですが、焦りや不安が強くなると、「自己分析がうまくできない」「次の一歩が踏み出せない」と悩む方が少なくありません。
この記事では、迷子にならないための自己分析のコツとともに、実例やよくある質問も紹介します。
🗨️キャリア迷子にならないための自己分析3つのコツ
①「過去の経験」に丁寧に向き合う
自己分析は、未来を見つめるために「過去」を整理することから始まります。これまでの仕事やプライベートでの成功体験や失敗体験を振り返り
- どんなときに「楽しかった」「やりがいを感じた」か？
- どんなときに「つらかった」「モチベーションが下がった」か？
を具体的に書き出してみましょう。
ポイントは、出来事の「結果」だけでなく、その時の自分の「気持ち」や「考え」も思い出して言語化することです。たとえば「上司に褒められた」だけでなく、「どうして褒められてうれしかったのか？」も考えると、自分の価値観や強みが見えてきます。
②「価値観」と「優先順位」を明確にする
仕事選びやキャリアの方向性は、あなたが大切にしたい価値観に大きく左右されます。
- 安定した環境を求めるのか
- 成長やチャレンジを重視するのか
- ワークライフバランスを優先するのか
まずは、仕事や人生で何を一番大切にしたいのかを紙に書き出し、優先順位をつけてみましょう。
この作業は、「今の職場に合っているかどうか」を理解する助けにもなり、迷いを減らす基盤となります。
③ 他者のフィードバックも活用する
自己分析は一人でやるより、周囲の人の意見や第三者の視点も取り入れると深まります。
- 信頼できる同僚や上司に自分の強みを聞く
- キャリアカウンセラーに相談する
- 親しい友人に自分の良いところや苦手なところを聞いてみる
他者からのフィードバックは、自分では気づかない強みや課題が見つかり、自己理解が一気に深まることも多いです。ここで一つ注意して頂きたいことは、話す相手を選ぶことです。話しても否定される、自分の考えを押し付けてくるなど、否定的なフィードバックが多い相手はオススメしません。客観的なフィードバックが欲しければ、身近ではないキャリアの専門家であるキャリアコンサルタントがオススメです。
📚事例紹介｜自己分析でキャリアの迷いを解消した方々
過去のキャリアカウンセリングを受けた方の感想をもとに作成しています。
▶事例1｜自分の価値観に気づいた25歳女性
入社から3年が経ち、ある程度自分一人で仕事はできるようになってきました。今の私は一人でできる自信よりも、日々の業務がマンネリ化し、この仕事を続けても成長できるのだろうかという自問自答を繰り返していました。日々に変化をつけたく、キャリア相談を申込みました。
キャリアカウンセリングで自己分析を進めるうちに、「自分は人と接して感謝される仕事にやりがいを感じる、成長を実感してきた」という価値観に気づきました。相談前は頭の中に転職もありかもと考えていましたが、キャリアカウンセリングを終えて現在の仕事の視野が広がり、周りの役に立てることは何かを常に考えながら取り組む姿勢に変わりました。
今はチームリーダーとして新しい役割を担い、やりがいを実感しています。あの時、すぐに転職しなくて良かった、自己分析を通じて自分の軸が定まって良かったです。
▶事例2｜過去の成功体験から強みを見つけた30歳男性
営業は好きだし、自分に合っていると思うけれど、何だか最近会社の方向性と自分自身の営業売上意識とズレているように感じていました。数字を追いかけろと営業会社なので当然と言えば当然なんですが、何だか違和感を持つようになっていたんですよね。
気持ちの整理をしたいとキャリアカウンセリングを申込み、学生時代のサークル活動の成功体験を丁寧に振り返ったことで、「調整力」や「人を巻き込む力」が自分の強みだと再認識しました。
現在、僕は3名の部下の教育もしており、この部下に対して数字を追いかけろの姿勢は自分の在り方と違うと思っていたんだなと気づきました。自分の強みを活かしながら部下を教育することで、結果として部下が育てば営業数字にも表れてくるので、僕も部下も会社もwin-win-winの関係性になるなと思えるようになりました。
✅こんな方におすすめです
- 自分の強みや価値観がわからずキャリアに迷っている20〜30代
- 自己分析のやり方がわからず、一人で悩んでいる方
- 転職やキャリアチェンジの準備をしたいけど、何から始めていいかわからない方
- 現職に漠然とした不満を抱え、モヤモヤしている方
❓よくある質問（FAQ）
Q1. 自己分析って具体的に何をすればいいの？
▶️A. まずは「楽しかったこと・苦手だったこと」を紙に書き出すことから始めましょう。そこから「なぜそう感じたか」を深掘りすると自己理解が進みます。ご自身で考えても難しい場合は、他者と話していくことで気づくことは多くあります。ぜひ、キャリアカウンセリングを利用してみてください。
Q2. 自己分析に時間がかかりすぎてしまいます。効率的な方法は？
▶️A. 質問シートやキャリアカウンセリングを利用して第三者のサポートを受けると効率的です。社会人のためのキャリア相談室の公式LINEにご登録頂くと、レジリエンスシートを受け取ることができます。あなたの強みの強化を見つける第一歩として、ぜひご活用ください。
Q3. 自己分析の結果、やりたいことが見つからない場合は？
▶️A. やりたいことが見つからなければ、やりたくないこと、嫌なことは何かを考えてみましょう。やりたくないこと、嫌なことを箇条書きに書き出してみて、その反対は何か？を考えていくと、無理なくできることが見つかります。詳しくは「イヤよイヤよも強みのうち」というブログ記事もご参照ください。
👩💼カウンセラーのご紹介
「社会人のためのキャリア相談室」では、国家資格キャリアコンサルタント有資格者があなたの自己分析をサポートします。言葉にしにくい迷いや不安を丁寧に引き出し、あなたに合った自己理解の方法を一緒に探します。自己分析が進むことで、自分に自信がつきますし、これからのキャリアプランも納得感のあるものに近づいていきます。
📝ご相談の流れ
- Webから申し込み（即日予約可能）
- 事前質問シート送付（簡単な自己分析ワークあり）
- 初回カウンセリング（60分または90分コース｜大阪西梅田対面または全国オンライン対応）
- 継続サポートも可能（任意）
🌱自己分析は自分を知る羅針盤
キャリア迷子にならないための第一歩は、「自分がどういう人間か」自分の軸を知ることです。焦らず、丁寧に過去や価値観を見つめ直すことが、未来のキャリア選択の確かな地図になります。
一人で悩まず、ぜひプロのサポートも活用しながら、自分らしい働き方を見つけてください。
💼キャリアカウンセリング受付中
- ✅ 全国オンライン対応
- ✅ 20〜40代が多数利用
- ✅ 完全予約制・守秘義務厳守
🔗関連リンク
