イヤなこと、苦手なことははっきりしている、そのようなマイナスなことばかり思いがちのあなたへ。「これがやりたい」「あれがやりたい」など前向きな考えをもてないことに自信をなくしていませんか?
イヤなこと、苦手なことが明確なことも自己分析できている一つ。イヤなことが明確であれば、その反対を考えていくとストレスを感じなく行動できる環境を見つけていけるかもしれません。この記事では、具体的な事例を紹介しています。ぜひご参考にしてください。
こんな悩みありませんか?
よくある悩みを挙げてみましょう。
- 初対面の人とのコミュニケーションが苦手で、なかなか馴染めない
- 新しい環境に適応するのが難しく、不安を感じる
- 自分の強みや適性がわからず、自信を持てない
- 失敗やミスを恐れて、新しいことにチャレンジできない
- 周りと比べて自分が劣っていると感じることがある。
現在のあなたはいかがでしょうか?
リフレーミングを通じてイヤを強みに変えてみよう!
リフレーミングとは、イヤだと思っていることや否定的な考え方をポジティブな視点に転換する技術です。例えば、すぐに行動することが苦手、瞬発力がないと感じる場合、その反対側には慎重に物事を考えることができるという強みがあります。失敗やミスを恐れる気持ちも、新しいことにチャレンジする勇気や成長の機会を見出すことができるのです。
先ほど挙げた5つの悩みについて考えてみましょう。
- 初対面の人とのコミュニケーションが苦手で、なかなか馴染めない。こちらをリフレーミングすると、 あなたは他人との関わりが深い友情や信頼に繋がるチャンスを提供できるという可能性を秘めています。あなたの内向的な性格は、相手の感情やニーズに敏感に対応し、真の意味でのつながりを築くことができる強みなのです。
- 新しい環境に適応するのが難しく、不安を感じる。こちらをリフレーミングすると、あなたはあなたの周り全体を敏感にキャッチする力を持っているといえます。きっとあなた自身、その環境下で一番バランス良い立ち位置を模索している段階なのかもしれません。立ち位置がわかるようになると、自信につながり馴染みやすくなります。
- 自分の強みや適性がわからず、自信を持てない。こちらをリフレーミングすると、 一生懸命自分自身のことを真剣に考えているといえますね。ポジティブな言葉がなく、ネガティブワードしか思い浮かばないのであれば、それらを列挙してリフレーミングをしてみると、新たな自分の強みや適正に気づくことができますよ。
- 失敗やミスを恐れて、新しいことにチャレンジできない。こちらをリフレーミングすると、慎重に物事を分析し、あらゆる方向から最善の答えを模索することができる、危機管理能力がある方といえます。完璧を求めるがあまり行動に移せないことがありますが、6割ほど問題なければ、あとは進みながら改善していくという柔軟な姿勢を持つと、無理なくチャレンジしていくことができるようになります。
- 周りと比べて自分が劣っていると感じることがある。こちらをリフレーミングすると、自分と他人を比較することは、個性や成長の過程を理解するための分析力と観察力があるといえます。他者の良い面に気づくことはとても素晴らしいことです。ぜひ良い面に気づいたときは、相手にフィードバックしていきましょう。そのようなことをしていると、周りからあなたの良い面を言葉で返してくれるようになります。そうすることで、自分自身を肯定するこができ、他人との比較から解放されていきます。
いかがでしたか?これらのリフレーミングを通じて、悩みや不安をポジティブな視点に転換し、自己成長と自信の向上を促すことができます。
不安を自信に変えていこう!
リフレーミングを通じて、自分の強みや可能性を見つけ、自信を持って前向きに行動しましょう。自分を肯定し、自分の強みを信じることが、新しい環境での成功への第一歩です。
新しい環境はあなたにとって成長と学びの場であり、挑戦と冒険の機会でもあります。不安や緊張はあなたが新しいことに挑戦するためのエネルギー源であり、あなたがより強く、柔軟で成熟した人間になるためのプロセスです。
もし、あなたがリフレーミングしても自信をもてない状況が続くようであれば、あなたの想いを言語化していく専門家キャリアコンサルタントにご相談ください。キャリアコンサルタントはあなたの言わんとしている気持ちをひらき、言葉にかえてプロフェッショナルです。不安な時はいつでもご相談下さい。
最後に、社会人のためのキャリア相談室LINE公式アカウントでは、お友だち登録してアンケートにお答え頂くと「特別特典!レジリエンス~心理的柔軟性~を高めるワークシート」を受けることができます。あなたの強みの強化を見つける第一歩として、ぜひご活用ください。