2023年7月がスタートしましたね。気づけば2023年も半分過ぎ去りました。あと半年しかない、まだ半年ある…。人それぞれ捉え方は違えど、区切りの良い時期に一度自分自身を内省して振り返る時間を持ってみましょう。
あっという間に過ぎ去った…と思う方でも、じっくり振り返ることで、できていたこと、やってきたことが整理されることで、自己肯定感を高めるネタに気づくことがあります。
自己内省とは?
〘名〙 自分の思想、言動などを深くかえりみること。反省。哲学では、自己意識についての反省的思考を意味し、心理学では内観と同じに用いられる。 コトバンクより引用
内省は反省とは似ていますが、自己成長の側面では内省の方が強い意味を持ちます。
内省をおこなうことで、自己理解や自己成長の促進に繋がります。だからこそ、定期的に自分自身を振り返る時間を持つことは、とても有効的と言えます。
自己内省で得られる5つの要素
自己内省で得られることとして、下記の5つの要素が挙げられます。
1.自己理解の促進
自己内省は、自分自身を深く掘り下げていくこと。内省することで、自分の価値観、信念、欲求、強みや弱みなどについてより明確になります。このように自己理解を深めることで、自己成長や人間関係の向上に役立ちます。
2.目標設定と進路の確認
自己内省は、自分の目標や人生の方向性を考える上でとても重要な役割を果たします。自己内省を通じて、自分が本当に望むもの、こだわりや譲れないことなど、重要な価値を明確にすることができます。それに基づいて具体的な目標を設定することで、自分のキャリアビジョンを見直すことができます。
3.ミスや失敗からの学び
自己内省は、ミスや失敗から学ぶための有効な手段です。自己内省を通じて、過去の自分の行動や決定について客観的に反省することができます。今後同様な出来事が起きた場合に備えて、どのように改善できるかを考えることができます。このプロセスは、繰り返し行うことで学びのサイクルを生み出し、成長と発展を促進します。
4.意識的な選択の促進
自己内省は、自分自身の行動や思考をより意識的にするための手段です。自己内省を通じて、自分がどのような信念やバイアスに影響を受けているかに気付くことができます。それによって、自分自身の判断や選択をより客観的になることで、意識した行動をとることができます。
5.ストレス管理とメンタルヘルスの向上
自己内省は、ストレス管理やメンタルヘルスの向上にも役立ちます。日々の忙しさやストレスの中で自己内省を行うことで、自分の感情や心の状態を理解し、必要な調整、コントロールを行うことができます。また、自己内省は自己受容や自己発展にもつながり、心の健康をサポートします。
このように、自己内省は個人の成長や満足感の向上に大いに貢献することができます。だからこそ、積極的に取り組むことがおすすめです。
自己内省、自己を振り返る時期・タイミングは?
年末や年度末など区切りが良い時期や転職のタイミングなどがオススメです。1年の後半を考える7月もタイミング的に良い時期ですね。
他には、息詰まった時に見直すきっかけとして自己内省をしてみることもオススメです。
自分一人では、なかなか内省ができない、という方はキャリアカウンセリングを受けてみませんか?話しを聴く専門家であり、内省を促すための有意義な時間を提供します。