あなたは「自分の強み」を見つけることに義務感やマイナスイメージを持っていませんか?学生時の就活で苦労した方ほど、そのように思う方が多い印象があります。確かに就活時代は面接時にアピールするものではありますが、働く上ではその強みは働く基礎体力を養うための要素となります。
あなたは就活で苦労しましたか?
私は学生時代やりたいことが明確にありませんでした。業界・職種も志望がなく、卒業間近まで決まらず苦労しました。友達を見ているとこれがやりたい!と明確に持っている方、内定決まった先を聞くとその子に合っている業界だな、と羨ましく思ったことを今でも思い出します。
私はいつまでもやりたいことが見つからなかったため、これだけは合わないだろうというNG要素を洗い出し、その中から見つけていきました。だから自分の強みを積極的にアピールしたという記憶はありません。
でも今振り返って考えてみると、入社した企業が妥協して入ったというわけではなく、働く中で自分自身の性格や特徴の中での強みとする要素が自然に活かされていた気がしています。またその強みがあったからこそ成長できたことがある、と実感しています。
強みを仕事に活かすということ
強みと聞くと、周りよりも優れていること、自慢できること、など他者と比較してしまう方がいますが、他者と比較する必要はありません。私の場合、負けず嫌いや粘り強さ、そして鈍感な面があります。鈍感と聞くと一見マイナスな印象を持ちますが、私は鈍感力が高いと感じていますし、鈍感力は私の強みでもあると言えます。変に周りを意識しない、気にしないという鈍感力は、自分のペースや世界観を保てる良い要素になります。
だからこそ、周りから嫌味や妬みを言われても鈍感がゆえに変に意識することなく、自分の信じるままに粘り強く取り組むことでクライアントから信用・信頼を得られてきた、と感じています。
あなたは、どのような強みをお持ちですか?
強みを義務感やマイナスイメージを持っていた方のキャリアカウンセリング後の感想
先日、キャリアカウンセリングに来られた相談者も就活で苦労され社会人になられた方でした。苦労したからこそ、きちんと選べなかったのではないか?本当にこの職場・仕事は自分に合っているのだろうか?と不安になりカウンセリングを受けに来られました。キャリアカウンセリング後、以下のような感想を頂きました。
強みを仕事に活かす工夫をすることで、経験や実績がしっかりとついてくるようになります。そうすることで自信につながり、より良い未来を築くための基礎が養われていきます。新卒1年目は現在の仕事を覚えること・慣れていくことに必死な時期ですよね。だからこそご自身の強みを仕事に活かす視点を持つことで、仕事の面しろさ・楽しさが加わっていきます。そうすることで将来のなりたい姿・ありたい方向性が見定まってきやすくなるかもしれません。
強みというカラーを出していく
強みを活かして仕事に工夫をしていくことで、それはあなただけの特性となり、魅力となります。営業でしたら、あなただけの営業カラーが見えてきます。そのカラーを気に入るクライアントもあらわれてくるでしょう。営業だからと言ってガツガツ積極的でないといけないわけではありませんよね。相手の声を正しく聴き、その答えを導いていく真摯で丁寧な姿勢を評価する方もいます。あなたの強みはあなただけのカラーです。その色を活かす工夫を考えていくと、あなたの将来も素敵な色になりますよ。
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