仕事と自宅の往復ばかりでメリハリがない日々に不安を感じていませんか?同じ作業をしているばかりで、私は成長しているのだろうか?このまま何年も同じことをしていて、私の人生はいいのだろうか?そのような焦燥感や孤独感を感じている方に。
様々な経験・複雑に絡み合った考えがある中で、あなたの気持ちを整理し、初期化することであなたが本来ありたい姿、求めていることの原点に向き合うことができます。あなたの気持ちを初期化するとはどのようなことなのか?それは「気持ちを話す」ことから始まります。
あなたは今、このような気持ちを抱えていませんか?
✔日々の暮らしで精一杯で忙しく、ワクワクすること、楽しめるという感覚を得られていない
✔私がやりたいことは何だったのか、幼い頃に理想としていたなりたい自分はどのような私だったのか、そんな想いを持つことされも忘れてしまった
理想を追いかけ実現できるような年齢ではない、と思うようになると、いつしか「諦める」ことを覚えてしまうんですよね。
「忙しい」ことも、「忘れた」ことも、いずれも「心を亡くす」と書くように、あなたの本来の気持ち・想いが、どこかに置いてきぼりになっている状態になってしまっている…。だから焦燥感や孤独感を感じてしまうのでしょうね。
でも、できることなら毎日を楽しめる私、充実感を得られる日々を送りたい、そう思いますよね。
現在の気持ちを「話す」ということ
あなたの本来の気持ち・想いが、どこかに置いてきぼりになっているのであれば、その気持ち・想いの原点に立ち戻る時間をつくると良いですよ。それに必要なことは、あなたの中にある気持ちを「話す」ことからはじまります。
現在のあなたの気持ちは、「忙しい」という言葉のふたで、あなたの気持ちを閉ざしてしまっています。その「忙しい」というふたを開けてみると、様々に複雑に絡み合った出来事・経験・関係性・気持ち・感情など、多くのことがあります。
気持ちを話していくことで、忙しいというふたの中に隠れていた出来事・気持ちが溢れ、ふたの中で複雑に絡み合っていたことが一つずつ整理されていきます。
気持ちや想いを「話す」ことで、ふたをしていたことが「離れ」、イヤだった気持ち・焦燥感や孤独感などの負の気持ちも「放たれ」ていきます。
「はなす」ということは3つの効果があり、「話す」「離す」「放す」ことで、忙しいというふたをしていた自分自身の気持ちを客観的に捉えていくことができていくのです。
話すことで原点に返り、定点観測をする
私は仕事上、悩みを聴くことを専門としており、毎月数多くの方のキャリアカウンセリングをしています。
「1回のカウンセリングで解決できるものなの?」
「業界のことを詳しくない人に話しをしても、理解できるの?」
と疑問に感じる方も多いと思います。
実際、私も今の仕事に就かなければ、同様のことを思い続けていたはずです。その私がキャリア理論や聴くスキルを学ぶことで、話しを聴くことは相手の本来の気持ち・想いを取り戻していくことだと理解することができました。だからこそ私のキャリアカウンセリングでは、基本的に1回で終わることなく、アフターフォロー面談を活用しながら継続的なサポートをしています。
先日、今まで自分を犠牲にしてきた、自分自身を否定することが多かった方が、アフターフォロー面談を通じてこのような言葉を頂きました。
カウンセリングを通じて、気づいたりアドバイス頂いたりしたことに対して、自分がアクションし続けることで得られるものは何かしらあると思います。新たな人との出会いや発見はあるので、アンテナを張り続けることが大事だと考えております。
とても前向きになり、表情も明るく話される言葉も弾んでいました。
この相談者は当初、現在の自分に焦燥感・孤独感を感じ、転職するはもう遅いのか、これが最後のチャンスなのか、今の仕事はやりたくない仕事なんだ、でも自分には何ができるかわからない…、と模索しながら今までとは全く異なる業界にチャレンジしようとしている方でした。
人は切羽詰まったとき、今までの自分と真逆の方向に行きたいという選択をされることがあります。それが本当に最善の選択なのか否かということを、話しをしながら自分自身に問いかける行為をすることがキャリアカウンセリング。自分自身に問いをすることで、本当に目指したいことなのか、それとも今を否定して自暴自棄になってしまっているのか、気づくことができます。
その気づきの時間が、「あなたの中にある複雑に絡まる気持ちを初期化する時間」なのです。
本来の気持ち・想いに気づくことで、それからの考え方・行動が変わります。この相談者も家と仕事の往復の日々から、新しい第3の場所を探し見つけています。新しい場所を見つけることで、新しい関係性が増え、気持ちの安定が高まりやすいんですよね。家と仕事の往復になると、どうしても仕事がイヤだと感じたら、私の人生ってつまらない、と思いがちになります。
だから転職になる傾向があるのですが、本当に転職することだけで叶うのか、本来の気持ち・想いはどのようなことだったのか、を現在の状況を話しながら、自分自身に問う時間をつくったことで、転職ではなく第3の居場所を見つけるという考えが生まれました。そして行動することで、今ではとても表情が豊かになり、気持ちの安定・心の余裕が見てわかります。
人生の節目、人生の転機だけに限らず、継続的に今の気持ちを話すということは、いつでも原点回帰につながり、日々の日常を過ごす中で複雑に絡まる気持ちを初期化することができます。そうすることで、一時の感情で走り込んだり、自暴自棄になることもありません。
また、日常にある出来事・関係性が複雑に絡まりだす前に「話すこと」をすることで、悩みが深くなる前により良い方向、より良い最善の答えにたどり着いていきやすくなります。
年1回こころの健康診断を受けよう
企業に勤めると、年1回健康診断がありますよね。それは従業員の身体の健康を守ることは企業の義務だからです。身体の健康はもちろん大切ですが、私は「こころの健康」も同様に大切だと感じています。ですので、「年1回健康診断をするように、こころの健康診断‐キャリアカウンセリング‐を受けてみませんか?」ということを伝えています。
✔年1回年齢を重ねる時期に
✔1年の始まりに
✔1年の終わりに
いつでも今のあなたを定点観測するように、複雑に絡まる気持ちを初期化して、これからのことを見つめていく時間がキャリアカウンセリングです。
あなたは、今まで「こころの健康診断」を受けたことがありますか?
この機会に一度受けてみてはいかがですか?
●こころの健康診断‐キャリアカウンセリング‐の詳細・お申込はコチラ
オススメの関連記事
人生の過渡期|古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の期間