先日WEBニュースで、営業の体臭がキツく、隣の席の女子社員が上司に相談するという話しがありました。スメルハラスメントと言うのですね。この記事にある女性社員はストレートに相談できるタイプだったから解決の方向で進みましたが、ストレートに相談できない方も多くいると思います。そのような性格の方は、ギリギリまで我慢してしまうんですよね。その我慢が限界にきたとき、プツンと糸が切れてしまうことがあります。そうなる前に、上手く相談する方法を見つけて、気持ち良く仕事ができる環境をつくってみませんか?
マイナス言葉、相手を傷つける言動をしたくない性格の持ち主

例えば、人の悪口や仕事のグチなど、普段から汚い言葉を使うことをしない大人しめな方。このような悪口の言葉を出すことも、グチになる表現をすることが好きではない方は、ストレートに問題定義をすることがありません。
✔相手は自分の写し鏡
✔マイナスはマイナスを引き寄せる
と言われるように、できるだけそのような言葉や行動を起こしたくないのがこのタイプです。
本当は何かしら不満や改善を希望していても
「そのうち気づいてくれる」
「察してくれたら…」
と考えてギリギリまで我慢してしまいます。
そして我慢の限界がきた時に、はじめて上司に相談する行動にうつしますが、なかなか理解してくれません。あなたは今まで、そのような経験はありませんか?
本音が言えず、突拍子もない相談になりがち

ストレートに相談できない方は、体臭がキツい社員がいることに対して、上司にストレートに相談することができません。相手を傷つけないために表面的な相談から入ります。
「社内で良い香りがするアロマ焚いてもいいですか?」
何だか突拍子もない相談ですよね。でもこれが精一杯の相談の一言なんですよね。その相談の裏には、
✔臭いにストレスを抱えているから、良い香りで上書きしたい
✔臭いがキツくて、仕事に集中できない
そう思っていても本音が言えません。
香水のような香りを含め、臭いは時としてストレスになります。ストレスを感じると、生産効率も悪くなり仕事に影響がでてきます。だから、できるだけ不快なストレスを抱えないようにする方がいいのです。
ストレスを抱える2要因

人間が抱えるストレスは主に2つの領域があります。
- 物質的なストレス
- 人間関係からくるストレス
匂いによるストレスは物質的なストレスですね。他には気温、天候、騒音、なども物質的なストレスにあたります。だから、体臭だからしょうがない、ではないんです。
また、このような個人のデリケートな話題になるほど、なかなか言い出せない人がいることも当然です。
目に見えないストレスが一人で抱え込む原因になる

私は、香水は嫌いではないんですけど、会社員だったころにある女性の社員がほんのり香る程度につけていて、その香りが私には合わなかったんですよね。
甘くもなく、涼し気でもなく、本当に何と表現したらいいかわからない香りだったんですけど、その香りを長く嗅いでいると、何だかお腹が痛くなり気分が悪くなったんですよね。その気分の悪さがしばらく続いて仕事にならなかったことがありました。香水が原因とわかってからは、その社員の方と近い距離で長く話すことは自然と避けるようになったことを、WEBニュースを見て思い出しました。
その人のことは性格が合わない、とか嫌いというわけではありません。それに、どうやらその匂いが合わないのは私だけだったようなので、上司に相談するとかはしませんでしたが、デリケートな問題なほど言いにくいことはありますよね。
一人で抱え込むなら、一度周りの協力を求めてみよう

WEBニュースの記事では、営業としての身だしなみの研修を取り入れ、体臭がキツい営業の意識の変化をもたらして記事が終わっていますが、これはストレートに相談できた女性社員だからこそできた話しです。
ストレートに話すことが苦手な方にしたら
✔そのうち気づいてくれる
✔察してくれたら…
そう念じながら、我慢して我慢しての毎日が続いていませんか?
その我慢する日々を終えるためには、周りの協力を求めてみることも一つの方法です。
- ストレートに話せる社員にお願いして、上司に相談を持ちかけてもらう
- 人事や総務にかけ合い、7月・8月は清潔化月間のような、社内体制をつくることを提案してみる
- 夏でもスーツという概念を廃止、クールビズを推奨している企業としてクライアントの理解をもらう
あなただけ我慢する必要はありません。また営業社員一人をターゲットにしてしまうことも違います。だからこそ、職場全体で取り組むような方法をかけ合ってみるといいですね。もちろん研修を取り入れることも効果的ですが、あからさまにスメルハラスメント研修と打ち出すと、参加を拒否する社員も出てきます。
ハラスメントって様々種類がありますけれど、きちんと理解されていない方も多く、何でもハラスメント扱いされると、何もできなくなってしまいますよね。だから「ハラスメントの本質と誤解に気づく」という名称の研修であれば、どの階級の社員も関心が高まるかと思います。
もし、あなたがストレートに相談できず悩んでいるのであれば、周りの協力を求めてみることからはじめてみましょう。社内の協力もいいですし、外部の協力を求めてもいいかと思います。
キャリアコンサルタントの協力が必要であれば、いつでもご相談くださいね。
