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若手人材が欲しい企業のための募集から採用・定着までに必要なこと

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採用

募集していた求人内容と実際の現場では仕事内容が異なっていた―。そんな情報のギャップから早期離職は起こります。ハローワークの求人募集は無料だからと言って、簡単に情報だけを記載していませんか?応募者視点から見た求人情報の書き方や、世の中の流れに合わせた企業広報を意識するだけで、応募率も変化していきます。

 

求人は企業広報の役割を担っている

求職者が企業に応募するまでにはステップがあります。

【興味・関心】個人が働く優先順位からマッチした企業を選ぶ

【情報収集】関心を持ちHP検索やSNSで口コミ評価など情報収集

【応募意欲】企業に興味を持ち、応募

 

例えどれだけ良い条件であったとしてもすぐに応募するとは限りません。あなたの企業に興味関心を持ったとしても、応募するまでにもっと企業の中身を知りたい!と情報収集をおこなっているんですよね。

この情報収集の種が、企業広報の役割になります。だから、どれだけ良い条件を出していたとしても、評判の悪い企業・業界への応募は敬遠されがちになってしまう傾向にあります。反対に、平均的な勤務条件の中でも、良い評判・高い評価を得ている企業への応募は自然と増えていきます。

 

だから必然に「採用広報」と、採用広報がより良い広報になるための「社内体制強化」が重要になるのです。

 

【採用広報の強化】豊富な情報が書けないからこそ書き方を工夫しよう

教育

20代の若手人材を希望しているのであれば、20代が抱える働く不安や求めていることに焦点をあてた書き方をするだけで、グンと目に止まりやすくなります。

 

「この企業で、この仕事で、自分は成長できるのだろうか?」

 

応募者の多くはこのような不安を抱えています。だからこそ、研修制度やキャリアステージ、キャリアモデルを知りたがります。

✔そんなかしこまった研修なんてない

✔キャリアステージなんて偉そうなことを言う時点で毛嫌いしてしまう

✔キャリアモデルなんていない

 

このように思われる中小企業、小規模法人の経営者もいらっしゃいます。でも深くお話しをお聞きしていくと、実は研修やキャリアステージ、キャリアモデルに似た社内体制がある企業があります。

 

「研修有り」と書くと研修スケジュールもしっかり定まっていないといけない、というイメージがあるかもしれません。でも「研修有り」と単語で書くよりも、「先輩同行しながら仕事の基本を学ぶことができる」という書き方の方が、親しみやすさがありますよね。それにこの書き方であれば、きっちりとした研修スケジュールがなくてもOJTで学んでいくという認識を、応募者は得られるようになります。

 

【社内体制の強化】従業員の存在意義・成長実感・成長期待を感じる体制づくり

達成

前職の離職理由として挙げられることの多くは以下のようなことです。

1.存在意義を見失ったこと

✔誰にでもできる仕事ばかりをしていて、いつか代替えされてしまうという不安

✔頼りにされていない、会社にいてもいなくても同じような気がしている疎外感

 

2.成長実感を持てなくなったこと

✔いつも同じ業務ばかりしていて、何も身についていないと思う未熟さ

✔毎日の業務が忙しく、こなすだけで精一杯でスキルなんて身についていないと思う焦燥感

 

3.数年後の自分を見据えたときに、成長できる場ではないと感じる成長実感の希薄さ

✔このままの状態が数年後も続き、何も変化がない将来への恐怖感

✔数年後のキャリアモデルである先輩・上司を見て、ああなりたくないと思う拒絶感

 

だから新しく転職先を見つけるときには

「存在価値」

「成長実感」

「成長期待」

この3つが揃っていると期待できる企業を探しています。だからこそ、採用後も定着につなげていくためには社内体制強化が必要なのです。

 

存在価値を高める方法

存在価値を高めるために必要なことは、日ごろの声かけが必要です。

「いいね!」

「助かるわ~」

「頼りになるね!」

そんな一言を交わすだけで、人は頼りにされている、この環境の中で自分が存在価値のある立ち位置が見いだせていきます。

 

成長実感を高める方法

成長実感を高めるために必要なことは、スモールステップの目標付けをして振り返りをすることです。

大きな目標を掲げすぎると、できなかったことへの自信喪失につながります。階段を1段1段上がるように小さな目標付けをして、できた社員を褒めるようにしていきましょう。そしてどんな工夫をしたのか振り返りながら話すことで、社員自ら納得感ある成長実感を得ることができます。

 

成長期待を高める方法

最後に成長期待を高めることに必要なことは、しっかりとしたビジョン設定をすることです。

結果だけではない、仕事を通じて身につく力などを事前に話していることで、仕事のやりがい・意味、取り組む熱意など、仕事に対する姿勢も変わります。ビジョン設定をさせ、成長期待を高めることで、業務の生産性を高めることもできるのです。

 

世の中の流れに合わせた社内体制の魅力を伝えよう

冒頭で、応募までにはステップがあるとお伝えしました。

【興味・関心】個人が働く優先順位からマッチした企業を選ぶ

【情報収集】関心を持ちHP検索やSNSで口コミ評価など情報収集

【応募意欲】企業に興味を持ち、応募

 

多くの求職者は、企業ホームページでより詳しい内容を知り、またSNSからの第3者の声にも敏感です。あなたがSNSをあまり利用していなくても、世の中の応募者は利用しています。世の中の流れに合わせて募集の仕方も、広報の仕方も変えていかなければ、より良い人材を採用できない時代になりました。

だからこそ、情報収集の種である「採用広報」と「社内体制強化」は応募者にとって切っても切り離せない課題なのです。

 

もし、あなたの企業が

✔採用広報が上手くできていない

✔社内体制強化が上手くできない

そんなお悩みを抱えているのであれば、キャリアコンサルタントに相談してみませんか?

 

求人広告業界16年携わったキャリアコンサルタントだからこそできる採用広報と、社員の存在価値・成長実感・成長期待に気づくキャリア面談や研修をワンストップサービスで提供することで、採用後のギャップを防ぎ、定着支援までサポートしています。

★詳しく知りたい方はコチラ

 














キャリアコンサルタント_岡本陽子

投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者

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