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フィードバックの4つの型|自分で自分をフィードバックしよう

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フィードバック4つの型

あなたはフィードバックを、上から目線で話しをすること・されることだと思い込んでいませんか?フィードバックには主に4つのタイプがあります。ある特定のフィードバックの型しか受けたことがない人は、フィードバックを受けることに拒否反応を示すこともあります。それは、勝手に結論づけられた、理屈を押し付けられた、と感じてしまっているからです。

「フィードバックを受けても、いつも何だかしっくりこない」

「フィードバックを伝えても、いつも思うような結果があらわれない」

それは、フィードバックの仕方に偏りがあるのかもしれません。

フィードバックの4つの型を知ることで、上手く使い分けながらフィードバックをする、されたりすることで、信頼関係はグンと良くなります。

 

他者から受けるフィードバックの4つの型

フィードバック

フィードバックとは本来、あなたがまだ気づいていない何かを知る、得ることです。まだ気づいていない何かを知るフィードバックには4つの型があります。

  1. 論理型フィードバック
  2. 直球型フィードバック
  3. 情報提供型フィードバック
  4. 客観的フィードバック

 

これらは全て他者から受けるフィードバックです。

あなたがフィードバックを受けるとき、どの型を受けることが多いですか?

また、あなたがフィードバックをするとき、よく使う型はどの型ですか?

 

論理型フィードバック

フィードバック

論理的にフィードバックをすることは、ビジネスにおいてよく使われる方法ですよね。論理的なフィードバックは、筋道を立てて話しを組み立てていくので、ストーリー性があります。だから悩んで気持ちが整理できていない時は、ごちゃごちゃしていたモノゴトが整理されていくので、スッキリすることがあります。

でも一方で、理屈でフィードバックされることに拒否反応を示してしまう方もいます。

なぜなら、論理的にフィードバックされることは、いくら正論であっても、本人の気持ちがついていかないからです。本人の気持ちを置いてきぼりにしたまま、論理的なフィードバックをしても逆効果になります。

 

あなたは相談されたとき、つい先読みして結論づけてしまうことはありませんか?

この先読みが、まだ気持ちを吐きだせていない不満につながり、相談しているのに相談できない、相談相手は何も自分のことをわかってくれない、と感じてしまいます。

論理的なフィードバックをするときは、まずじっくり話しを聴くということが何よりも重要になります。

 

直球型フィードバック

フィードバック

間違っていることは間違っていると、ズバリ指摘するフィードバックの方法です。倫理・法律に反することを正す行為などズバリとした指摘されることで、ハッとさせられます。

直球型フィードバックは、完璧主義の方に多くあらわれます。少しのズレや間違いを毎回ストレートに指摘します。それが、より良い方向へ進む最短距離だと思うからです。でも相手は、だんだん嫌悪感を抱き、聞き入れなくなってしまいます。たまに使うと効果的ですが、毎回使うと嫌われてしまいますよね。

仕事上は確かに正論でも、何でも指摘される、否定されると、気持ちをないがしろにされている気分になってしまいます。これは、論理的なフィードバックの状況と似ていますね。

 

情報提供型フィードバック

情報提供

本人の知識不足、情報収集不足により、考えを見誤り、深く思い込み過ぎてしまう時があります。今までの経験値から価値観や考えが生まれるため、その経験値の中で答えを探しても見つからず悩んでしまうのです。

学生の就職活動では、この情報提供型のフィードバックが多いですよね。はじめての就職活動だから情報の見方もよくわからない、という学生がいることも当然です。

社会人になると、様々な情報を収集しても答えが見つからない、という方もいます。でもよく話しを聞くと、その情報収集は一方的な見方から得た情報で、偏った情報だったりするんですよね。

その偏りに気づき、偏りのない情報提供のフィードバックを受けることで、滞っていた答えの道が開けていくことがあります。

 

客観的フィードバック

客観的

本人がまだ見えていない視点から、見えた気づきを伝える客観的フィードバック。本人が見えていない視点とは、本人の考え・価値観のフィールドの外にあるものです。人は何か相談するとき、自分のフィールド内で考え調べても、解決策が見えてこないから、周りに助けを求めてきます。だから本人のフィールドの外にあるモノゴトの視点から見えてくることは、新鮮で良い気づきになることが多いのです。

人は自分自身のフィールドを大事にします。そのフィールドと外の境界線が濃く、境界の壁を厚くしていることがあります。その境界が実は悩みを解決していく道筋を絶ってしまうことがあります。だから本人のフィールドの外から見える客観的なフィードバックは、今まであった境界の壁を崩し、進んでいく道が見えてきやすいのです。

 

自分で自分をフィードバックしよう

内省

もう一つ、フィードバックする方法があります。それは自分で自分自身をフィードバックすることです。

あなたは、フィードバックを他者から受けるものだと思っていませんか?周りからフィードバックを受けるだけではなく、普段から自分自身の言動をフィードバックするクセをつけてみると、どうしてその行動に至ったのか原因が手に取るようにわかるようになります。

 

深く落ち込んだときも、何か失敗してしまったときは、自分で自分をフィードバックしてみましょう。

✔その時どのような気持ちになったのか

✔どうしてそのような考え・行動を起こしたのか

✔その気持ちになってしまったのはどのようなことがきっかけだったのか

 

これらのことをTVの解説者のように実況してみると、自分自身の考えや行動を、自分の中で客観的に捉えることができるようになります。

そうすることで、情報が不足していることや、偏った考えを持ってしまっていることに気づくことができます。

 

深く悩んでしまう原因は、普段少しずつ溜まってきた悩みが気づかないうちに大きくなってしまうからです。だから普段から自分で自分をフィードバックできるようになっていれば、悩みの種をその場で払拭させることだってできるのです。

悩みが深くなる前に、様々な問題が絡み合って整理できなくなる前に、常日頃から自分にフィードバックをする時間をつくるようにしていくといいですよ。

寝る前の5分間だけでも、今日一日の自分をフィードバックする時間をつくってみませんか?

 

 

★もし自分で自分をフィードバックしてもわからない、悩みが深くなってしまっていることがあれば、キャリアコンサルタントに相談してみませんか?あなたの現在抱えている悩みを整理していきながら、あなたの未来が健やかに豊かなキャリアを築けるようになるためのカウンセリングをおこなっています。

キャリアカウンセリングの相談はこちら

 














キャリアコンサルタント_岡本陽子

投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者

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