キャリアカウンセリング、キャリア面談、キャリア研修・セミナー開催|就職・転職の他、働く上で必要な働きがいを支援|仕事・人間関係・働き方の悩み相談キャリア専門家

本当に自分の好きなことを仕事にして豊かな人生を送れますか?

| 0件のコメント


「自分らしい幸せな人生って何?」

「好きなことを仕事にして、本当にそれで生活できていけるの?」

「実現できる人はほんの一握りで、ほとんどの人は叶わないことでしょ?」

キャリアコンサルタントの仕事をしていると、世間でよく見聞きする「好きなことを仕事にしていく人生」についての質問をよく聞かれます。「そうなったらいい!」という期待感の気持ちと、「なるわけないよね」と冷めた気持ちをそれぞれ持っている人が多いな、という印象です。

「本当に自分の好きなことを仕事にして豊かな人生を送れるのか?」

その疑問に、私のこれまでの体験と見解をまとめてみました。

 

好きなことを仕事にするという期待と不安

女性

先日ある方からの質問で、このようなことを聞かれました。

世間では、好きなことを仕事にする、好きなことしかできないようになる、などと言われていますが、本当に誰もがそんな人生を送れるのでしょうか?

 

絵を描くことが趣味で好きだけれど、美大に通っているわけでもない。いくら好きだからと言って絵描きの仕事に進むことは何か違う気がするし、進もうとも考えていない…、そんな自分と世間にギャップを持っていたようです。

 

「好きなこと」とは、好奇心を持って積極的な気持ちになれるモノゴトを意味します。

だからでしょうか?何となく、フリー転身や独立を連想してキラキラしたイメージを思い浮かべてしまいますよね。以前の私も「好きなことを仕事にする」というフレーズに対して、同じイメージを抱いていました。

 

でも、一方でこんな言葉も耳にしますよね。

「知っていること」と、「できること」は違う

「やりたいこと」と、「できること」は違う

と言われるように、

 

「好きなこと」と「向いている(適性)こと」も違います。

 

この「好きなこと」と「向いている(適性)」の違いを理解することで

  • 自分に自信を持つこと
  • 自分と周りを比べないこと

をするようになれば、自分らしい納得できるキャリアを築いていくことができています。

それはいずれ、「好きを仕事にしている」ことにつながっていくからです。

 

「好きなこと」と「向いている(適性)こと」の違い

好きなコト

好きなこと」とは、好奇心を持って積極的な気持ちになれること

向いている(適性)こと」とは、ある役割に対して能力や性格が適していること

前者は新しい何かを見つけていくような外的な面を持ちますが、後者はすでに自分の中に備わっている内的なものです。

 

好きなことを仕事にしていなくても、向いている仕事をしている人はたくさんいます。

 

会社員時代の私は、「営業という仕事」が好きかと問われても疑問ですが、「クライアントの成長を後方支援する仕事」と考えると向いていたように思います。

クライアントの「不便、不満、不安」を取り除き、企業成長の手助けをする仕事でした。前にガツガツというより、誰かのサポートをする仕事は、自分に向いている(適性)仕事でした。

 

また最近では、何でキャリアコンサルタントになったの?と聞かれます。キャリアコンサルタントの資格を取得する人は、人事関係、経営者、社労士の先生など、相談業務に関わる人が取得しているイメージがあるようで、何で営業職からの転身?と不思議がられます。

私自身も当初、営業からキャリアコンサルタントへの転身は、ゼロからキャリアを築いていかないといけないという初心の気持ちを持っていました。

 

でもよく考えてみると、求人広告をしていた頃は

「誰かの仕事人生を変えるきっかけを創る広告づくり」に携わり

キャリアコンサルタントをしている現在は

「成長の気づき・変化のきっかけを支援する」ことに携わっています。

 

きっと、「何かを変えたい、変わりたいタイミングの仕事」に携わることが好きで、自然にその仕事に携わる選択をしていたのだな、と気づきました。

 

「好きなこと」と「向いている(適性)こと」を掛け合わせてみる

営業とキャリアコンサルタントという異職種でも「共通点があった」という気づきが、自分のキャリアはちゃんと築けているという自信になったんですよね。

「好きなこと」と「向いていること」は全く違うものではあるけれど、掛け合わせたら面白い

 

好きなことである 「何かを変えたい、変わりたいタイミングに携わる仕事」

向いている(適性)である 「クライアントの成長の後方支援をする仕事」

 

この2つを掛け合わせることで、自分らしさを表現できるオリジナリティを持つことができます。

変わるタイミングはカウンセリングの役割でもあり、後方支援はコンサルティングの役割でもあるからです。今の仕事は、企業を対象としておこなうことが多いので、従業員の心の変化、社内体制のサポートなどトータルに関わることができています。

 

そんな好きなこと、向いていることを自然と選択していたことに気づいた私。

「今までのキャリアを十分に活かせる仕事ができている」

その気づきが、自分に自信を持てる一つの材料になったのです。

 

自分の内にある心の変化

ビジネス

それからしばらくは、こんなことを考えていました。

「好きなこと」×「向いていること」で見えてきた「自分らしさを表現できるオリジナリティ」というキャリアをもっと伸ばしていくためには?

キラキラした性格でもないし、世間で言うワクワクする、楽しい人生を送るというフレーズは、何だかあまりしっくりこないんだよね・・・

でもストレスはできるだけ持ちたくないし、気分良い人生は送りたい!

 

そんなモヤモヤしたことを考えながら出した一つの結論は、「好きなことをして生きていく」というフレーズを「私というオリジナリティを生きていく」という見方に変えることで、気づくことができました。

 

それはつまり、「消化不良をしない、納得した日々を生きていく」ということです。

 

「やり切る」、「やり抜く」ではなく「消化不良をしない」、「納得」にした理由は、

いくら負けず嫌いな性格でも、やり切れない自分がいるからです。

飽き性な私でも、夢中になって目いっぱいやり抜く自分もいるからです。

 

頭が冴えている日もあれば、体調がすぐれない日だってあります。やりたいことだけやっているわけではないし、自分には難しいこともあれば、トラブルやミスがある日だって普通にあります。

そんな自分に落ち込むよりも、周りと比べずに今日一日を自分で納得できたらいいと思うようにしました。

 

そうすると、不思議と周りの視線を意識しなくなるんですよ。

例え周りがどのように思っても、自分で自分に納得できたらいいという「自分ごと」に意識が向くようになり、そんな毎日を過ごすことで、自分に自信を持つようになってきたからです。

 

自分の周りの視点の変化

話し

そんな日々を過ごしていたある日、知り合いからこんなことを言われました。

何だか最近、好きなことを仕事にできている感じだね。軸がしっかりしてきたみたい
あ、そうなんだ

周りからはそう見えているのか

 

きっと好きなことをして生きている人は、周りからの視点がそのように見えているだけなのだな、ということに気づきました。

 

だって私は独立はしましたが、決してキラキラしていません。

以前と変わらず、負けず嫌いで飽き性な自己開示がなかなかできない私のままです。それに難しいこともやらないといけないし、ミスもトラブルも多くあります。当初の好きなことを仕事にしている人のイメージとは、全くかけ離れています。

でも、自分の「好きなこと」と「向いている(適性)こと」を理解して、オリジナリティを出しながら消化不良しない日々を送ることには、人一倍真剣に心がけています。その姿勢が、周りから「好きを仕事にしている」と見えているのかもしれませんね。

 

自分を好きでいられるキャリアを築くために

達成

私は、「好きなことをして生きていく」というフレーズを「私というオリジナリティを生きていく」という視点に置くことで、自分に自信を持つことができるきっかけになりました。

また、周りと比べない自分になることで、納得した充実した日々(=好きなことをして生きていく)ことができるようになったのです。

 

自分に自信を持ち

周りと比べることをしない

そんな特徴を持っていると、自分軸を持っていることにつながり、それが好きなことを仕事にできているという周りからの目線になるのではないかと。

 

現在の私は、消化不良をしない、納得した日々を送ることで、健やかで豊かなキャリアを築けています。

ちょっと寝不足のときはあるけれど健康な身体です。

多少のストレスは日々あっても抱え込まない楽観的な性格が、健やかな心で仕事ができています。

物質的な豊かさは、そんなに良くはなくても不満はありません。それよりも精神的豊かさは持っているので満足しています。

 

楽しい人生、幸せな人生を送ることの定義も一人ひとりによって異なります。

物質的な豊かさが欲しいという人もいますし、

豊かさ自慢をすることで満足感を得られる方もいます。

 

でも私は、自分に納得できる毎日を過ごすことができれば、それが自分らしい納得できるキャリアを築き上げていく、それが自分にとって幸せで豊かな人生であり、好きなことをして生きていくことにつながるのではないか、と思っています。

 

 

現在のあなたはいかがですか?

あなた自身の中で「好きなこと」、「向いている(適性)こと」は何かを整理して考えてみませんか?

 

「好きなこと」も、「向いている(適性)こと」が何かもよくわからない…、という方は、周囲から褒められたことは何かを紙に書き出してみるといいかもしれません。

小学生の頃、中学生・高校生の頃、大学生の頃、20代・・・、家族、友達、学校、職場内…、など昔から褒められていたことなのか、最近になって褒められるようになったのか、時系列で考えてみると、頭の中が整理され、多くのことを思い出すようになります。

ビジネス 2人

周りから褒められるということは、それがあなたの適性(向いていること)の一つということです。

  • よく気が利く
  • 優しい
  • 周りをよく見ている

どんな些細なことでもいいので、思い出して書き出してみましょう。わからなければ、聞いてみるという手もありますよ。

 

書き終えたら次に、「好きなこと」と「向いていること」を掛け合わせてできる「何か」を考えてみてください。

「好きなこと」と「向いていること」は、それまであなたが育んできたキャリアの種であり

掛け合わせてできた「何か」は、あなただけの「自分らしさを表現できるオリジナリティ」として自分を表現する自信の種となります。

 

そしてその種を育むために、自分が納得できる毎日を過ごすこと。

 

その日々の積み重ねが、自信をもたらし、その自信を持つことで、周りの視線が気にならなくなります。なぜなら、後ろ髪を引かれない納得した充実した毎日を過ごしている、と胸を張って言えるからです。

 

今の自分自身を見つめ直して、自分らしさが何か見つけてみませんか?

あなただけの「オリジナリティ」は、すでにあなたの中にありますよ。

 

★褒められることに抵抗感を感じたことがある方へ。過去記事に解決法をまとめていますので、参考にどうぞ

職場内の苦手な上司や同僚からの褒め言葉に疑心を抱かない自分に自信をつける方法

★自分のオリジナリティが何かを見つけてみよう

自分の強みがわからない方へ。自分らしさの起点を振り返る

自分の本質・素質・強みや特徴が何かに気づくためにしておきたいたった一つのこと

 

★「好きなこと」「向いている(適性)こと」を考えても答えがでなかったあなたへ。キャリアカウンセリングをおこなうことで、今まで見えなかった違う視点からの気づきが得られますよ。

キャリアカウンセリング依頼はコチラ

 

 









SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者

コメントを残す

必須欄は * がついています


CAPTCHA


ホームページプロフィールサービスメニュー企業内キャリアコンサルティング事例実績セミナー・イベント情報お問い合わせブログ運営元 SOARist by fanfare