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いつも誰かが怒りのターゲットにされる職場|企業内キャリアコンサルティング事例

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怒りのターゲット

お店や企業が大きくなり、複数ヶ所になるほど一人ひとりと面識する機会も減り、人材の育成や管理は、店長や支店長に任せるようになります。そんなとき、「あの事業所だけいつもトラブルが絶えない」「問題が解決できたと思っても、また新しい問題が噴出してくる」、そのようなことはありませんか?

先日、とある企業の代表から、「あの店舗はいつも誰かが怒りのターゲットにされる風潮がある。その人が辞めても次のターゲットが変わるだけで、いつも誰かが集中砲火を浴びているが対処できない・・・」と相談がありました。いつも問題が起きる事業所には共通した特徴があります。その特徴と、該当者のキャリアコンサルティング後の心の変化についてまとめてみました。

 

いつも問題が起きる事業所の特徴

怒る

  • いつも否定してくる
  • いつも怒ってしまう

そのような方の特徴は、上司とは限りません。

 

  • 経験値が高い方
  • 社歴が長い方
  • 知識や経験はなくても性格的に周りを上手く巻き込む方

このような方が怒りの感情をぶつけたいターゲットを見つけ、いつも怒りの集中砲火を浴びさせています。

 

プロフェッショナルという責任感

プロフェッショナル

不条理な怒りの集中砲火は、時として上司でさえも口を挟めない、という現象を起こすこともあります。それは、年齢を重ねた経験値が高い方によく起こります。

年齢を重ねた経験値が高い方や、プロ意識を持っている方は、書類を置く場所、ファイルの向きや揃え方など

・いつもとちょっとズレている

・いつもとちょっと違う

 

それだけで相手を攻撃してきます。それは一見

潔癖症からくるものなのか

・あなたを毛嫌いしているのではないか

・周りを支配したい欲求が強いのではないか

 

そんな考えがよぎると思います。人にはそれぞれ仕事のペースというものがあり、年齢を重ねるほど、仕事のペースを乱されることを嫌います。また、いつもと違う環境に戸惑いや違和感を感じていきます。

 

・いつもの場所にいつものファイルがない

・いつもの場所にいつも通りに整理されていない

そんな少しの違いに、あたふたしてしまう場合があるのです。

 

だからいつもの場所にモノがない、いつも通りにコトが進まないと不安になり、それが怒りと変化していきます。

これは年齢を重ねたプロフェッショナルな領域になればなるほど陥りやすい傾向です。

 

ある程度の年齢までは、仕事ができる人間として尊敬されています。周りからの尊敬の念は変わらなくても、年齢を重ねていくと動きが鈍くなったり、モノゴトを瞬時に判断することなどが、だんだんと衰えていくことに気づきます。

その衰えを周りに気づかれないように、いつもプロフェッショナル意識を持って、仕事をスマートにこなす自分でいるために、今まで培ってきた仕事のペースは乱したくないのです。

だから少しの変化にも苛立ちを感じてしまうのです。

 

その苛立ちは、潔癖症からくるものでもなく、周りを毛嫌いしているわけでもなく、周りを支配したい欲求が強いわけでもありません。その苛立ちは、プロフェッショナルな自分でありたいための自分を守る防衛反応からくるものです。

 

プロフェッショナルに頼り過ぎる小規模事業所の危険性

仕事 トラブル

だから自分を守るために、違和感を感じることには怒りで反応してしまいます。仕事はプロフェッショナルにおこなうので、小規模の事業所ほどこのタイプに上手く対応することができません。

 

「もし辞められてしまったら・・・」

「不条理な怒りの中でも正しいことを言っている

 

そのように捉えて、波風たてないようにしている事業所も少なくありません。でもこれでは、新人や若いスタッフが成長する環境はなく、事業所の若返りもできません。だからこそ、一度きちんと向き合う姿勢が大事になります。

 

一人のプロ意識より協働の意識

チームワーク

先日相談された事業所では、従業員向けにキャリアコンサルティングをおこない、よく怒られてしまうスタッフには心のケアを、年齢を重ねた経験値が高い方には不安を取り除き、店長にはこれからの対応策などをお伝えしました。

 

キャリアコンサルティングを通じて、よく怒られていたスタッフは、それはあなたを攻撃しているのではなく、自分の仕事のペースや自分自身を守るためにしている防衛反応の表れであることを理解することで、自己否定感が消えて随分ラクになったようです。また、上手に向き合うために、その人の前や見える範囲においては元に戻しておく気遣いができるようになったそうです。

プロフェッショナルな方は、不安を理解してくれたことで安心感が生まれ、周りに協力を仰ぐようになりました。ずっとプロフェッショナルという緊張の糸を張り詰めていたようで、それが随分緩んだようでした。

 

店長も随分悩んでいたようで、注意しても上からかぶせられたり、「年上には気を遣って!」などと言われ続け、八方塞がりだった状態をキャリアコンサルティングを通して変化するきっかけになった、と満足されていました。

 

あなたの企業はいかがでしょうか?プロフェッショナルな方は周りに弱みを見せる姿ができなくなっていることがあります。その裏返しでいつも厳しく怒りが多いのかもしれません。あなたがスタッフの心の不安と向き合う時間を持つことで、心境の変化がみえてくるかもしれません。

ぜひ一度、仕事業務の評価だけでなく、スタッフ一人ひとりの心の内と向き合ってみてくださいね。

あなたの企業や働くスタッフそれぞれが、健やかで豊かなキャリアを築けることを応援しています。

 

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SOARist(ソアリスト) キャリアコンサルタント岡本陽子

投稿者: SOARist(ソアリスト) キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント/好きな言葉は「五方よし」

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