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離職を防ぐために心がけておきたい3つのポイント

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離職

入社3年前後のスタッフが辞めてしまうことが多い経営者・人事担当者の方へ。研修や実践を重ねて、やっと一人前になりかけて、安定期に入れると考えていた矢先に突然離職されてしまう…、そんな経験はありませんか?離職意志がわかったときに、思いとどまらせることはそう簡単ではありません。もっと手前から、心の変化に気づいていたら、と後悔したことがある方に、長く気持ちよく生産性の高い人材として定着してもらうために心がけたい3つのことについてまとめています。

 

3年で離職されないために気をつけておきたい3つのこと

ビジネス

離職されるスタッフの特徴はある一定のパターンがあります。心がけておきたいこととは、以下の3つです。

  1. 欲求の変化を見逃さない
  2. 沈黙は本音を隠すサイン
  3. 業務の前に信頼を置く

この3つを押さえておけば、日ごろからスタッフの心の変化に気づくようになります。

 

欲求の変化を見逃さない

希望

スタッフ一人ひとりのキャリアは、本人の欲求だけで決まることはありません。本人の周りを取り巻く環境(仕事・家族・社会)によって、何のために働くのか、という優先順位が変わっていきます。

例えば、お子さんがいる女性の場合。

子どもが小さい頃は時間に自由がきく仕事のスタイルが優先だったAさん。

子どもを私立中学に入学させることになり、これからのことを考えたら安定した収入源が欲しいと思い始めた。今の職場は時間に自由だけれど、やらなければ収入減になるし、ボーナスもない。

それならいっそ時間に拘束されても、固定給が約束された会社の方がいいと考え離職を決意。

 

このAさんの場合、現在の職場で働く仕事の優先順位の1番は、「時間に自由がきくこと」。でも、子どもの成長に伴い、優先事項が「安定した固定給」に変化しています。子どもの3年の成長って結構大きいですよね。このように、本人自身ではなく、子どもの成長という周りの変化に対して、働くための優先事項が移り変わります。

 

この欲求の変化に気づくためには、普段の日常会話を見逃さないことです。仕事とは関係ない何気ない話しだから、聞く耳を持たない姿勢をするのはもったいないです。なぜなら、本人のキャリア形成には、周りの環境(仕事・家族・社会)によって成り立つものだからです。何気ない子どもの話し、何気ない社会の不満…、その何気ない会話の中に、欲求の変化を紐解くカギがあります。

 

沈黙は本音を隠すサイン

沈黙

入社3年前後のスタッフは、会社の良い部分、悪い部分もある程度見えてくるようになります。後輩もいますし、もしかしたら後輩の方が先に離職してしまうこともあるかもしれません。はじめての新人教育、はじめての後輩であるほど、後輩の離職は結構ショックです。

入社半年や1年くらいの離職になると、会社への不満を多くあげられます。給与が安い、時間が遅い、上司のやり方が気に入らない…などが本音です。でも本音を言うと離職しずらいので、建て前で自分の能力不足や、仕事のミスマッチをしていた、などを理由にしてきます。会社への離職理由は建て前でしか語りませんが、親身にしてくれた先輩には、本音を話していることが多くあります。

親身にしてくれた先輩とは、自分よりも少し上の先輩、実務を教えてくれた入社3年前後のスタッフのことです。入社3年前後のスタッフは、本音の離職理由を知ることで、「あ~、やっぱりかぁ」と納得する反面、それ以上にまだ仕事に対してのやりがいや、会社でやりたいことが明確にあるので、連鎖反応を起こして離職をすることはありません。

でも離職の本音を上司に報告することはありません。なぜなら本人もそう感じているからです。感じていてもそれ以上の仕事に取り組む姿勢の方が勝っているから言わないだけなのです。ただ、何度も同じ理由で新人が辞めていく、変わらない環境にうんざりする時がやってきます。真っ直ぐ実直に仕事に取り組んでいたら、いつか変化が起きるかもしれない、変化を起こすために新人教育に励んでいたが、やっぱり続かない、とタカが外れる瞬間が来ます。そのタイミングが入社3年目です。

 

「今更なんでこの理由で辞めるんだ?」と思ったスタッフはいませんでしたか?

社内の事情をわかってくれているスタッフだと感じていたり、真面目なスタッフほど、この傾向が見受けられます。入社1年未満のスタッフ離職された教育側のスタッフのメンタル面は気を配る必要があります。真面目なスタッフほどブレない軸を持っていて安定感があるように見えますが、タカが外れる瞬間は突然訪れます。そうなる前に日ごろからケアが必要なのです。

 

業務の前に信頼を置く

信頼

仕事ができる一人前の存在になりだしたとき、スタッフがふと不安がよぎる瞬間があります。それは、仕事ロボット人間になってしまっている自分の存在です。

 

「頼りにされているのではなくて、使いっ走りにされているのではないか」

「信頼しているというのは口先だけで、ほったらかしにされているのではないか」

 

もちろん、これはスタッフの捉え違い、勘違いなことが多いです。でもロボットとは違い、人間には感情があり、今までの距離感に幅が生まれたり、日常会話が少なくなり仕事の話しだけの会話になっている、そんな少しの変化に戸惑うことも多いのです。

組織に属しているのであれば、組織の中に自分は必要だと感じる存在価値・信頼感はいつでも持っていたいものです。その信頼が、前向きに仕事に取り組む原動力となり、自発的に動ける自律したスタッフになるからです。

最近、仕事の話ししかしていない方は、信頼を置いていることを前提とした話し方を心がけてみてくださいね。

 

離職を防ぐための3つのポイントは○○で解決できる!

会話

  1. 欲求の変化を見逃さない
  2. 沈黙は本音を隠すサイン
  3. 業務の前に信頼を置く

普段から、この3つに視点を置いておくと、スタッフの心の変化に気づくようになります。この3つは全てコミュニケーションから成り立つことです。たまには個人面談をおこない、ゆっくりスタッフの本音に向き合う時間をつくることが効果的です。仕事にかかわるコミュニケーションとは異なり、スタッフ一人ひとりと向き合う時間を場の提供をすることは、大事にしてくれている安心感につながるからです。

その安心感は、存在価値、信頼感へとつながっていきます。存在価値、信頼感があれば、ライフスタイルの変化に伴う仕事に対する欲求の変化も、転職を意識する前に上司に働き方の相談や交渉をするステップが生まれます。また、真面目なスタッフもタカが外れるほど我慢をすることもなくなり、自然に手前で相談するようになります。

 

ぜひ一度試してみてくださいね。

 

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キャリアコンサルタント_岡本陽子

投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者

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