いつも人を特徴づけして、人にラベルを貼ることはありませんか?「自分はいつも運が悪い」「これだから最近のゆとり世代の若者というのは…」など、自分にも他人にも、きっと誰でも一度はレッテル貼りをしたことがあるかと思います。一度ついたレッテルをはがすことは、周りにその考えが固定化されてしまっているので、なかなか剥がすことができません。
なぜ人はレッテルを貼ってしまうのか、その原因と改善の仕方についてまとめてみました。
レッテル貼りの原因は湧き出てくる不安や恐怖

自分にはできないことや理解ができないこと、また自分よりも実力がある相手への対抗心からくる不安や恐怖という気持ちをかき消すために「自分は~だ」「あの人は~だ」というレッテルを貼っていくのです。
- 自分自身にレッテルを貼ることは「自分を守りたい防衛反応として」
- 相手にレッテルを貼ることは「相手を見下すことで自分自身の立ち位置を確立したいという安心感を得たいから」
レッテルを張ることで、自分の身を守り、不安や恐怖が消えることで安心できます。誰でも不安は恐怖はできるだけ避けたいですよね。その避ける方法で手っ取り早い手段として、レッテル貼りはよく使われます。
自分の存在を守りたい防衛反応で貼るレッテル

自己紹介することも苦手だし、大勢の人前で話すことも、頭が真っ白になって上手く話せない…。そんな話すことが苦手なAさんがいます。何もレッテルを貼らなければ、「自己紹介が下手な人だなぁ」と思われてしまうこともあるかもしれません。でも、手前でこんな発言をしてみたらいかがですか?
Aさん
事前にこの「人見知り」というレッテルを周りに伝えることで、
それなにできたと思うよ。
という印象になります。事前に貼ったレッテルが防衛してくれるので、ひどく注意されたり、責められることも少なくなるでしょう。
一見、自分を守ることの一つとして良い材料に見えるかもしれません。でも自分からつけてしまったレッテルはなかなか剥がせません。そのレッテルによって、考えや行動を変えたいときに、「動きたい、変わりたい!」そんな想いを邪魔をしてしまいます。
「人見知り」という言葉は自分を守る魔法の言葉。でもいつしかそれが自分をアピールできるようになりたい!と考えが変わったとき、その魔法の言葉は、挑戦する意識を失わせてしまう場合があるのです。
自分の実力を認めたくないためのレッテル

自分よりも実力がある、知識がある、交友関係が広い、信頼されている…。このような自分よりも能力が高い、自分にはないものを持っている周りに対しての不安や恐怖は、「相手を見下す」レッテルを貼ることで安心感を得たいと感じてしまうときがあります。
実際に根拠は何もないのに「あいつはワガママで自分勝手だ!」など高圧的な態度で、周りに浸透させていく方いますよね。一見力強く威圧的でどっしり構えている人間に見えますが、実際はその逆です。相手の方が自分を脅かす価値を持っていたり、実は相手の本質のことをわかっていない分、わからない不安と恐怖が押し寄せて怯えている状態の場合があります。
でも周りにも自分にも、「あいつは自分よりもこんなところが劣っている」というレッテル貼りをすることで、自分自身の立ち位置が確立されます。さらに周りを巻き込み同意してもらうことで、安心感を得られるのです。
レッテルを剥がすには?

「いつも自分は○○だ」
「あの人は○○だ」
という思い込みをやめてみることからはじめてみましょう。
自分自身を守るためのレッテルという壁をつくるよりも、色々と考えたり、行動したり、チャレンジしていきたいという気持ちを大事にすることです。人間は完璧ではないし、一度や二度の失敗なんてよくあることです。失敗というケガを繰り返し、改善し治していくことで、強さや傷みを知る人間へと変わっていくのです。
また、周りに対するレッテル貼りも低い評価やさげすむのではなく、その人の良い部分は何かを見るようにすると、自然と評価を落とすようなレッテル貼りはしなくなります。
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ついつい自分を守りたいためにレッテル貼りをすることはよくあるかと思います。
あなたが現在貼っているレッテルは何ですか?そのレッテルはあなたのやりたいこと、あるべき姿へ動き出すときに邪魔していませんか?変化していくことは自然の流れです。そしてその変化があなたのキャリア(人生)を築き上げる糧になります。
いつだって今持っているレッテルは、あなたの考えや意志で剥がすことができますよ。
ぜひ、自分のレッテルを剥がしてみてくださいね!
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