人生80年時代から人生100年時代へ。人生100年時代と言われても、今の子供世代の話でしょ?と思う方もいるかもしれません。でも40代の私たちも人生100年を意識したキャリアプランを考えていく必要があります。なぜなら日本人の平均寿命は年々上昇し、厚生労働省のまとめによると2019年日本人の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳。40代の私たちがシニア世代に入る頃には医療の進歩とともに人生100年を全うすることは現実的に見えているのかもしれませんね。
これから30年、健やかに豊かな気持ちで働き続けるために

最近、40歳前後の方からのキャリア相談が増えてきました。キャリアカウンセリングを受ける当初は、40代からの転職の不安や迷いを抱えています。ただ、その不安や迷いは将来に向けて真剣に考えているからこそ起こることです。
不安や焦りの根底には、本人が大事にしたい、やりたいことで溢れています。
・コロナ禍で働き方を見直して、これからのことをしっかり考えていきたい
・70歳まで働くことを見据えたキャリアプランを考えたい
・今までの経験も活かしつつ、新しい分野にチャレンジしたい
このような前向きな姿勢があります。その前向きな姿勢があるからこそ、このままで良いのだろうか?という不安やもどかしさが増えてくるのでしょうね。
不安は真剣に前向きに考えている物事がある証拠です。
その不安な感情を転換して、自信に変えていく
その焦りの感情を転換して、前向きに捉えていく
そのもどかしさの感情を転換して、一歩進むための行動を考えていく
そのような感情の転換力を育むことで、健やかに豊かな気持ちで働き続ける心の体力がついていきます。
現在のあなたの働く気持ちはどのような状態でしょうか?
多様な視点を持つことで感情の柔らかさを持つ

一つの視点だけに縛られていると、そこからの行動はパターン化されていきます。一つの視点とは、あなたが今まで経験した中で蓄積された価値観・考え・捉え方です。
もちろん、あなたが今まで育まれてきた経験で生まれた価値観・考え・捉え方などを否定しているのではありません。また、周りの異なる視点にむやみに合わす必要もないと思います。ただ、ご自身とは異なる多様な視点があることに「気づく」ことはとても大切です。
その「気づき」は、あなたの不安な感情を変えていくきっかけになるかもしれません。
多様な視点があることを知り、それらの視点からの気づきを得られることで、不安や焦りなどの緊張の糸がほどけるような安心感や安堵感という感情の柔らかさが生まれていくことがあります。
キャリアカウンセリングを受けて気持ちが前向きになる理由の一つとして、対話することで一つの視点だけにならない気づきが得られるからです。
感情の転換力は最善・最適な行動に変えていくことができる

・一人で悩み抜いても答えが見つからず、身動きができなくなっている
・一人で悩み抜いた先に「これしか方法がない!」と思うけれど、一度身近ではない誰かに客観的にフラットな姿勢で今の考えを聴いて欲しい
私に相談に来られる方の多くは、そのような状況がほとんどです。自分自身でしっかり悩み抜いているという面では、真面目でご自身のキャリアについて真っすぐ真剣に考えている方が多い印象を受けます。
身動きが取れなくなったり、これしか方法がない!と硬直した意志は、しなやかに柔軟に物事を考えたり行動することはできませんよね。不安の塊や硬直した意志は諸刃の剣のようで、ご自身を傷つけることがあります。しなやかな柔軟性を持った意志の方が、周りの環境に上手く順応しながら最適な考え、最善の行動をすることができ、目指すキャリアの方向に近づいていきやすくなります。
しなやかな柔軟性を持った意志とは、やはり多様な視点に気づくことから始まる、と私は思います。
実際キャリアカウンセリングを受けに来られた方も、カウンセリング後の感想では、一人では得られなかった多くの気づきを得られています。
ひと昔前は35歳転職限界説など言われることもありましたが、今の40歳前後の方はご自身のキャリアに関して真剣に考えるパワフルな方が多いと感じます。不安や迷い、焦りが消え、自分自身に自信を持てるようになれば、それを糧として健やかに豊かな気持ちで働き続けるエネルギー源になります。
話すことで感情の転換力を育む

誰だって悩むことも不安になることもあります。その時に「感情の転換力」ができる人と、不安の渦に陥ってしまう人では、その後のご自身のありたい姿、理想としている未来に近づくまでに大きな差が生まれます。不安の渦に陥ると、そこから抜け出すには時間と労力がかかるからです。
一方で常日頃から感情の転換力を育んでいる方は、不安が不安でなくなります。不安という殻を転換し、生産性の高い考え・行動が生まれ目的に向かうことができます。ただ、一人で感情の転換力を育むには時間がかかります。誰かに話すことで感情の転換に気づくことができますので、まずは身近な人や信頼できる相手に現在のあなた自身のことを話してみるといいですよ。
もし、話せる相手や場所がないという方や、第3者に客観的にフラットに聴いて欲しいと思うのであれば、キャリアの専門家にご相談くださいね。
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