学生から社会人へ、昇進、転勤、結婚、出産、大事な方の死別・・・など、ある年齢層によって起こる過渡期もあれば、個人の育むキャリアによって起こるそれぞれの過渡期があります。新型コロナウイルスが流行している現在、私たちは世界同時に人類の過渡期を迎えているのかもしれないですね。
強烈な外的変容で変わる価値観

つい数ヶ月前までは「人生100年時代~」というキャッチの言葉が並んでいましたね。今は人生100年という10年後、20年後の未来よりも、まず大事なことは「2週間後の未来」です。「2週間後の未来」をより良くしていくために、日常の接触を8割減らそう、おうちにいよう、その言葉で溢れていますよね。
私が8割接触を減らしていくためにしたことは、
- PC業務は基本家でやる
- 新しい予定は全てオンライン対応
- 食料品等の買い物はまとめて通販
- 外に出る日を決めて1日で周る
ということを意識して始めて1週間ほど経ちました。
家では仕事なんてできない!と思っていたけれど、やろうと思えばできるな、と気づいたり…。
普段は朝から晩まで外出が多く、食事は食べれたらいいという感覚で簡単なものしか食べなかったけれど、今は3食じっくり作れる時間があります。しかもゆっくり料理ができることがちょっと楽しみに変わってきた今日この頃。
一体何に、こだわっていたのか
一体何に、時間に追われていたのか
改めて仕事の取り組み方、働き方に関して考えることは多くあります。もちろん、キャリア・人生そのものについても。
もちろん、仕事のキャンセルもあるから収入面はキツイですよね。でも2週間後の未来をつくっていくことをしていかないと、これからももっと大変な状況が続いていくことを考えると、今までの価値観では通用しなくなってきているな、と感じています。
私は少し(いや、かなり?)楽観的な面を持ち、また結構鈍感力もある方です。金銭面の焦りよりも、2週間後の未来をより良くするために自分ができることを精一杯過ごしていきたい、と考えて現在の生活をしています。
会社員だった頃と比べると、とてもゆっくりとした時間を過ごしている日もあります。昔の私であれば、焦りと不安でドキドキしたり、モヤモヤしたり、やるせなく喪失感を感じることがあったかもしれません。
でも今はそのゆっくりとした時間を過ごすことも
それもいい
それが良い
そう思える日がいつかきっとくる、と思いながら2週間後の未来のために今、家で過ごしています。
人生も人類も天秤にかけるものではない

ワークライフバランスという言葉があるけれど、私はワークとライフがバランスをとるような天秤にかけるものではないと思っています。どちらかを重要視すると、どちらかを犠牲にしないといけないわけではなく、キャリア(人生)の中にワークもライフも含まれていているんですよね。
私たちの人類も同じで、地球・環境と人類・経済も天秤のように何かを得られたら何かを犠牲にするものではないんだろうな、と思っています。今まで環境を犠牲にして経済発展を続けてきた、だから物質的に豊かになり、それなりに不自由することもなくなっています。でもそれが今回の感染症で一気に逆転しましたね。
経済が動かないから環境・大気が澄んできている、というデータも出てきていますね。
ある人は、地球を怒らせた、という人もいます。
私自身、地球が怒った云々はわからないけれど、因果応報はあると思っています。何かを犠牲にして満足感を得られる―。そんな考えを変えていかないといけない時なのかもしれないですね。
何かを得るために何かを犠牲にする、から、共に共存して良い方向へ進んでいく―。
まさしく古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の期間、人生の、また人類の過渡期なんだろうな。
人類の過渡期の先はSDGsが答えになるのかもしれない

私は、「五方よし」という言葉をとても気に入っています。元々は近江商人の「三方よし」から発展したもので、
売り手よし
買い手よし
世間よし
働き手よし
未来(次世代)よし
という「五方よし」。働き方改革が進行している中、「働き手よし」という言葉があることに共感をしたこと、そして「未来(次世代)よし」という言葉も、今の私たちが良ければそれでいい、ということではない姿勢にとてもステキな考えだと感じたからです。
その五方よしの在り方を探っていくと、SDGsと出会いました。数年前から何となく言葉は聴いたことがあっても詳しくは知らなかったSDGs。誰ひとり取り残さないをスローガンにしているところも、何かを得るために何かを犠牲にする時代から、共に共存して良い方向へ進んでいく―。まさしく古いものから新しいものへと移り変わっていくことがSDGsの取組みにあるのかもしれない、と。
多くの方が、五方よしに共感し、SDGsを取組む企業が増えていくといいな、と思っていますし、SDGsとキャリアを拡げていく活動をしていきたい、そう考えています。
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