「これ、やっといて」そんな頼み方、頼まれ方、よくありますよね。上司は「任せている」、でもスタッフ側は任されていると捉えているかと言うと「?」がつくことも。何でもやり過ぎていると、いつしか当たり前になり「できて当然」になっていく。もしかしたらスタッフは「教えて欲しい」状態なのかもしれない、ということを気づくための4つのプロセスについて。
当たり前すぎて感謝することを忘れていく
求められたからには、正確に内容も濃く仕事をしたい!と考えている真面目な性格なスタッフほど、求められる仕事量も多く、周りからも頼まれやすい。だから自然と仕事が増えていく。

(写真:Instagram #パーソナルカラーズより)
上司も1から説明が必要なスタッフよりも、1言えば2,3返してくれるスタッフを選びやすいことはごく自然なこと。でもこのスタッフに頼むとスムーズに仕事が運ぶことを当たり前にし過ぎて感謝すること、信頼していることがおざなりになっていないか?を自問自答してみる機会をもつことも大事だと思うのです。
きっと依頼しはじめの頃は、その仕事の正確さやスピードに驚き、感謝したことがあると思います。でもそれが3回、5回…、と続けば続くほど、その正確さとスピードが当たり前になり、感謝することも忘れていく。たった一言の言葉が無くなるだけで、任されている信頼感ではなく利用されている感が募り、いい使いっぱしりなのだと、僻みを感じることも多くあります。
上司は「任せた」、スタッフは「助けて」…その違いとは?

上司から一度能力を認められたスタッフには、どんどん次の仕事が回ってくる。当初はスタッフ自身も認められたことに自信を持ち、さらに貢献していきたいと努力をしていく。よくある構図、でも全く知らないことを一人に任せっきりにしていませんか?
全く知らないことを始める場合
- 助けるメンバー
- 教えてくれる環境
- その内容が正しく進んでいるかを確認できる支える存在
少なくともいずれかが必要になります。
それがなくただ「あいつはできるから任せている」と思うなら、それは「ほったらかし」にされていると思われてしまいがちです。ほったらかしにされると、認められているという自己肯定感が下がり、やる気も衰えてしまいます。
そしてそんな中でさらに新たな仕事の依頼
上司 「これ、やっといて」
部下 「・・・・」
仕事は決して嫌いではない、ただこの単調な頼まれ方と任せているという仮面の奥にあるほったらかしという雑さに嫌気がさして本人も雑な仕事の返し方をしていく、そしてその返し方が傲慢になったと低評価や叱責され、離職につながる…。
関係性のギャップをなくす「4つのプロセス」

「上司の考えていることがよくわからない」「部下に対して不信感がある」仕事をする上でこんな経験は誰しもありますよね?考え方の違いや価値観が違う者同士が一つの会社に集まり、理念や信念を持って一つのコトを成し遂げるために誰もが必死に仕事をしています。でもこのような考え方のギャップが生まれてしまう…。
そんなときは4つのプロセスを使って、今どんな状況にいるのか確認しあってみましょう。その4つとは
- 助けて
- 教えて
- 支えて
- 任せて
この4つの状態のどの段階にいるのかで、動き方が変わります。
1.教えて

学んでいきたいと前向きながらもルールや優先順位がわからなくなっている状態であり、やり方やコツを知りたいと模索している状態
2.助けて

助けを求めている状態であり、親身に話しを聴く環境が必要な状態。批判することなく、とにかくじっくり話しを聴いて欲しい、今の自分の状況を察してほしいと思っている状態
3.支えて

知識も能力もある程度備わっており自分でできるとは思っているが、まだ少し自信が持てないのでアドバイスや適格なサポートを望んでいる状態
4.任せて

自分自身でこなすことに自信しをもっており、何でもチャレンジしたい、ヒトの役に立ちたいと前向きに取り組める状態
上司はよく「4.任せて」の状態で、依頼をすることが多いですが、頼まれたスタッフ側は1~3のどの位置の状態なのかは把握しておく必要があります。それが「1.教えて」の状態であれば頼み方、頼まれ方にギャップが大きくあることがわかると思います。助けてあげないといけない状況、こまめにチェックをする、他のスタッフに入ってもらう、そんな選択肢も生まれてきますね。
もちろん、頼まれた側も状況を察して欲しいと声を上げることも大事。心の中だけで思っていては伝わらないし、心身ともにパンクしてしまいますよ。
上司と部下のギャップの手助けに
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