お客様の前ではプロフェッショナル、でも社内に戻れば不平不満・グチが絶えない職場に億劫さと嫌悪感を抱いている方へ。聞きたくなくても聞こえてしまう大声で話してくる悪口は、周りは迷惑だと感じる方がほとんどです。でもその状態が野放しになっている理由は、注意しても上からかぶせられて正論を言われてしまったり、下の立場だから上手く指摘できない、そんなことはありませんか?
グチを大声で話すスタッフの本音にはある特徴があります。その特徴がわかることで、グチを聞いても不愉快な気持ちをすることがなくなります。また頻繁にグチをこぼす機会も軽減していくことができます。それは、あなたが普段していることの、ちょっとした違いなのです。
誰かに聞いてもらいたい欲求の表れ

わざわざ職場内で大声で話すことには理由があります。一つ目の理由は、
- 自分の今の感情を知ってもらいたい
- 共感してもらいたい!
という欲求の表れです。今、私はこんな大変な状況なんだ、苦労して仕事に励んでいるんだ、という感情が自分の心から溢れ出てしまっている状態です。
毒だしをすることでストレスコントロールをしている

自分の感情をコントロールすることが社会人の基本だろう、と大抵の方は思いますよね。でも本人は知らずのうちに、誰かに聞いてもらうことで、押さえられない感情を整理するために、一種のストレス解消をしているのです。
あなたも仕事の悩みやトラブルが起きたとき、友達や同僚、先輩に相談したり、話してスッキリしたことはありませんか?そのストレス解消法と同じで、対象が職場内という大きい対象に変化しているだけに過ぎないのです。
大変な現場であろう訪問介護や看護系などは、適度にストレスコントロールができる時間や場所がないと、参ってしまうことが多いとも言われています。ストレスをコントロールする手段は一人ひとり傾向が違います。今回のように大勢の前で毒だしすることでスッキリする人もいれば、一人の時間を持って自分で気持ちを落ち着かせたいとリラックスする時間が必要な方もいます。
過去記事でストレスについて書いた記事がありますので、そちらも合わせてご覧ください。
■喫煙者と禁煙者でタバコ休憩は有り無しかで問題になった話し
時間効率だけが生産性向上ではない!知っておきたい2つの生産性の高め方
■個々のストレスの素は幼少期の頃からほとんど変わりません
ストレスコントロールする時間と場を認め合おう

あなたがもし、ストレス解消法が一人の時間をつくることで、昼ご飯を誘われても断っていたら「協調性がない」と嫌悪感を抱かれていたことがあるかもしれません。今回のグチを周りに言う行為も同様です。一人ひとりのストレスタイプを知らないために、悪口を言う環境もストレス発散していることを知らずに嫌悪感を抱いてしまうのです。
お互いのストレスタイプを知り、お互い受容しあうことで、相手のストレス発散法を気に留めなくなります。もし、グチを言う人の時間が長く、その時間が耐えられないようであれば、社内でルールづけをして、ストレス発散タイムなどつくってみることもいいかもしれません。そうすることで、お互い毒だしができる時間ができたり、一人を楽しむ時間を気にせず取れるようになります。時間に区切りを設けることで、ストレスを出し切って「また頑張ろう!」とスイッチが切り替わります。
周りに毒だしをすることで、パフォーマンスの高い仕事ができるのであれば、それも仕事時間の一つです。それにストレス発散している時間だと認識できるようになれば、今までグチを聞いても嫌悪感しか抱かなかったことが、気持ちもラクに聞けて、上手にかわせるようになります。
同じ職場で働いているからこそ嫌なことは半分に、良いことは倍にする

ストレスの種類とは、
- 締切時間などのモノゴトから感じるストレス
- 音や気候など環境からくるストレス
- 対人などの人間関係のストレス
があります。音や気候など環境においては、仕事内容によって仕方がないこともあるかもしれません。でもモノゴトや対人などからくるストレスは、周りがサポートしたり、ケアすることができますよね。周りが抱えているストレスに気づき、ストレスを軽減させるために気持ちを認めるだけで軽減していきます。
またそうすることで、信頼関係が厚くなり、働きやすい環境になります。信頼関係が生まれると、良い仕事の循環が続き、お互い感謝し合うことが多くなるからです。人はイヤな事を軽減させてくれる人や環境に、感謝する傾向にあります。
ストレスも同じです。
ストレスを理解してくれた
現在の境遇に共感してくれた
そのような気持ちになるだけでも人は安心し、ストレス解消になります。
あなたの周りで不平不満・グチが多いスタッフがいるならば、ぜひ一度試してみてくださいね。
★試してみたけれど、上手くいかない、職場環境にお悩みの方へ。苦手な相手との向き合い方について、あなた自身のこれからのキャリアについて、専門家に相談してみませんか?
仕事の悩み相談したい方へ|キャリアカウンセリングで自分の可能性を発見する
オススメの関連記事
ストレス耐性は高い低いが問題ではない!本当のストレスの向き合い方
仕事のプレッシャーを面白いほど楽しくさせるための人材育成術②「職場をつくる」
多様性の誤解。何でも違いを受け入れることではない、本来の多様性の定義とは?
仕事のプレッシャーを面白いほど楽しくさせるための人材育成術①「ストレスを味方につける」
苦手な相手と信頼を得られる関係性づくり|20代後半~30代の自分らしいキャリアの築き方
