「好きなことを仕事にする」と世間は言うようになったけれど、だからと言って好き勝手していいってわけでもない。社内規律を守りながらやるべき仕事において、大変なことや嫌な仕事であっても、それを乗り越えたからこそ味わえる達成感が仕事の喜びになることも多い。
でも今の仕事の未来、いつまで働く?と考えたときの不安や葛藤は、以前にも増して現実味を帯びてきているように感じています。それは、世の中が急速に進化し続けている中で、新しいことに慣れても、それはすぐに古いものに劣化してしまう時代だから。そんな目まぐるしい時代の中で考える今の仕事の賞味期限、これから働く人生の消費期限について。
数年後も予測がつかない時代を生きている

今は当たり前に持っているスマートフォン。スマートフォンがあれば、いつでも気軽につながったり、わからないことも調べることができるので、なくてはならないものになってます。外出時に家に忘れたと気づいたときは、結構ショックですよね。
でもスマートフォンって、いつまで流行ると思いますか?5年後、10年後も誰もが持っている時代でしょうか?現在は、Google Home なども出てきて、昔見たSF映画のできごとが現実となってきている今、スマートフォンが古い時代に思うようになるのも、そう遠くない未来なのかもしれません。
仕事の賞味期限

このように時代が移り変わると、連動して仕事の需要も変化します。現在の仕事の賞味期限はおよそ5年だと言われています。早ければ3年とも言われるようになりました。
例えば、事故が起こっても耐えられる強度の強い自動車が必要な時代から、自動運転化が主流になり事故しない世の中に変化すると、どうなるのか?事故に耐える強度の強さよりも、身軽さや軽量化が求められる車の時代が来るかもしれません。
それまで強度の強い素材を提供していた企業は、強度のある素材づくりに満足していたら、あっという間に必要とされない時代がやってきてしまいます。そうなる前に、急速に来る時代の変化に対応できる自社技術の今後の未来について、柔軟に考えていかなければいけない、ということになります。
働く人生の消費期限

少子化、人口減少が問題視され、2030年頃には働ける人口が1,000万人減少すると言われています。だからこそ、シニアの活躍、育児復帰、女性活躍推進の場の提供が声高に言われています。
60歳定年が崩れ、2025年には65歳完全定年制の義務化、2035年には75歳までの雇用延長あるいは定年制廃止・・・、このままいけば、そのうち80歳でも働く時代が当たり前になる未来がやってくるかもしれませんね。
今まさに現役で働いている40代が一番このような時代の変化について、考えが追い付いてないのかもしれません。上の世代が歯を食いしばって仕事に取り組む姿を見て、自分もそうしなければいけないと考えた世代。今頑張っていれば、将来は安泰する、という一種の暗示のようにかかっていたことが崩れ始めています。
上の世代は退職金、文句はあってもまだ年金がもらえるだけ羨ましい、けど自分の時代は?と不安を抱える方も多くいます。
私も40代ですが、若い頃に描いていた未来と現実は明らかに違います。
もっと大人で少しずつ健康や体力に制限がかかってくる気がしていたけど・・・
全然元気溢れる健康体で、気分はもっと下の年齢な気がしている^^;
そんな40代の私。昔描いていたおばあちゃんは70代くらいで、何となく家でのんびりお茶飲んでいるイメージでしたが、きっと確実に違うでしょうね。現役で働いていることが当たり前な時代になっていることが、最近になってやっとイメージがつかめてきた気がしています。
つい最近、あるカフェに入ったときに、隣の席に就活生の二人がしていた会話の中に驚きました。
そんな会話に驚愕した私・・・。
現在の学生はキャリア教育や授業などを受けていることが増えてきたので、自分のキャリアについて先々考えることが普通になってきたのかもしれません。確実に学生は人生100年時代を考えていますよね。
しなやかに動き、柔軟に受け入れる

昔はこうだったから・・・
今まで当たり前だったから・・・
このように固執した考えが通用しなくなってきた今、企業も個人も柔軟に対応していく仕事の向き合い方・働く意識を変えていかなければいけない時期にきています。生涯現役の期間が延長しても、今まで培ってきた技術や知識が鈍化されていく時代に、いつ新しいことを学ぶのか、時代に順応するように、自分の持っている価値をどのように活かすことができるのか、常に自問自答の日々です。
仕事を食べ物で考えてみると、賞味期限が過ぎてもまったく食べれないわけではないですよね。美味しく食べれる期限が賞味期限、食べれなくなるまでの消費期限がくるまでには、ある一定の変化の期間があります。
その変化の期間を察知して柔軟に考え、新しいことを学びながら働いていくことが必要な時代。
今までとは違う・・・と否定的にならずに、新しいことを柔軟に受け入れ、学びながらしなやかに力強く動くことが、数年後も予測できない未来に自分らしく地に足つけた働きができているのかもしれません。
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