ココロとカラダも健やかに翔けていけるキャリア支援をおこなう中小企業向けキャリアコンサルティングをおこなうSOARist(ソアリスト)は、従業員の心と身体が共に健康でなければ、良いパフォーマンスを発揮できない、つまり生産性が下がり、長時間労働という悪循環に繋がると考えています。今回は、経済産業省がおこなっている健康経営優良法人認定制度についてキャリアコンサルタントの視点から、これからの中小企業に必要不可欠な健康経営®について解説していきます。
健康経営®をおこなうことで取り除ける不安要素とは?

- 人材不足・早期離職
- 生産性不足による業績不振
- 世間からの信用度・認知度の低さ
マンパワーが少ない中小企業では、一人ひとりに課せられた責任と仕事量は多く、一人でも病気で欠けたら周りの従業員だけではサポートできないことが数多くあります。経営をおこなう上で従業員一人ひとりの能力を評価することも大切ですが、その能力を十分に発揮できる身体、健康面にも経営者は関与していかなければいけない時代になりました。
一人ひとりが健康的に自分の能力や魅力が活きる場で活躍することで、従業員自身必要とされている存在意義ややりがいを感じ、そのパフォーマンス力は生産性UPに繋がります。そしてそのような健康経営®を育む企業は、経済産業省の健康経営優良法人認定制度を受けることで、世間からの信用度・認知度もUPされていくのです。
実際に、この制度に認定された企業は、女性社員の入社が増えた、昨年より倍以上の採用ができた等のアンケート結果も出ています。
※全ての参考資料は健康経営研究会、及び経済産業省HP「健康経営優良法人認定制度」より引用しております。
労働市場が求めていることは従業員の健康や働き方への配慮

健康的な経営は、健康な従業員が活き活きと活躍できる場所を提供することができます。それは人生100年時代と言われている中で、働く場所は自分らしく、自分の能力が十分に発揮できる環境を探している労働市場にも合致しています。
就活生がどのような企業に就職したいか、就活生の親はどのような企業に就職させたいかというアンケートの結果は以下のような結果に。
| 就活生 | 就活生の親 | |
|---|---|---|
| 1位 | 福利厚生が充実している | 従業員の健康や働き方に配慮している |
| 2位 | 従業員の健康や働き方に配慮している | 雇用が安定している |
| 3位 | 雇用が安定している | 給与水準が高い |
これを見ると、如何に従業員を大事にしている企業で働きたいか、がわかります。とくに就活生は初めての就職ということもあり、公開されている情報や看板、バッジを信用しがちです。それは給与面だったり福利厚生面だったり…。
私自身、大学でキャリアカウンセリングをしているときも、よく学生から「世間で騒がれているようなブラック企業には入りたくない」、と言われます。長時間労働、プライベートがない、ノルマ主義でプレッシャーで参ってしまう…、そんなイメージを持たれている学生が多くいました。これは、自分にとって不健康さを感じてしまうということですよね。
一方で、夢中になって時間を忘れていつまでも取り組んでいた部活や趣味はブラックだったのかと問うと、大抵の学生は「大変だったけれど、それ以上にやっていて楽しかったり自分に自信がついた」そんな返事が返ってきます。つまりきちんと自己分析をして、できることややりたいことを仕事にすれば、多少の困難は乗り越える力は備わっているということです。ただ情報過多な時代の中で不安視されてしまっているのでしょう。
このような不安な部分を、経済産業省が取り組んでいる健康経営優良法人認定制度に認定されることで、従業員の健康や働き方に配慮している企業として、見える化され、周囲に認知されていくようになります。
具体的な取り組み

- 食に関する取り組み
- 運動に関する取り組み
- 歯に関する取り組み
- メンタルヘルス対策
健やかに仕事をする上で、食・運動・歯という身体の面と、メンタル(心)の面、両面ともケアが必要です。4のメンタルヘルス対策の部分については、キャリアコンサルタントが関わる領域でもあります。この心の対策ができていなかったら、言葉では「大丈夫、問題ない」と、どんなに平常心を保った態度をしていても、必ず身体にサインが現れます。それは慢性的な腰痛だったり、いつも頭が痛かったり。そのような時は、食の改善で食の楽しさを味わい、少しの運動の改善でもリフレッシュされることで改善されていきます。
また、健康経営優良法人2018(中小規模法人部門)の認定基準は下記の通りです。
評価項目の③⑥⑦⑧⑭⑮につきましては、キャリアコンサルタントが関わる領域になります。このように、健康な経営を育むには、心の部分をキャリアコンサルタントが関わり、身体の部分は社内制度を整え活用していくことで、自然とココロもカラダも健やかに翔けていく従業員が、自分にできるパフォーマンス力を上げていき、結果として企業繁栄と繋がっていきます。
最後に
健康経営優良法人に認定されると、各都道府県にて健康経営の推進に関連する地域のインセンティブがあります。中には銀行金利を下げて融資する地域もありますので、経営者にとっては経営に必要なヒトとカネの部分でこの制度はとても有意義なものになりうるものです。(こちらの記事は2018年1月の記事です。最新の情報は各地域情報にてご確認下さい)
是非一度参考にしてみてくださいね。
また、詳しく知りたい方はお気軽にお問合せ下さい。お問合せコチラ
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