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周りに気を配り過ぎている方のための「自分も相手も大切にする伝え方」

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自分の考え・気持ちを我慢して、周りを気遣っているあなたへ。いい人に見られやすい一方で、自分自身に遠慮して惨めさや自信をなくしていませんか?相手だけではなく、自分自身も大切にする表現方法を知ることで、気持ちに余裕がうまれ自分に自信を持てるようになります。自分も相手も大切にするアサーションについて理解を深めてみませんか?

 

「人にやさしく、相手を気遣う」ことの矛盾

アサーション_キャリアカウンセリング

あなたは周りから「いいひと」という印象を受けていませんか?その印象があなたにとって心地よいイメージであれば良いですが、「いいひと」と思われることが苦しい、そんな自分がイヤだと感じているのであれば、それは相手のことを大事にし過ぎて、自分自身を大切にしていないのかもしれません。

 

「人にやさしく、相手を気遣う」それは幼いころから教えられてきたことでもあるし、相手を傷つけていけないことは当たり前のことのように私自身育ってきました。でもだからと言って、自分自身が我慢したり、本当は欲していることを忍耐強くグッと押さえて相手に譲ったり、相手を優先しすぎて考えを言い損なったりしている行為は、自分自身を犠牲にして成立している関係性といえるかもしれません。

現在のあなたはいかがですか?

 

自分も相手も大切にする「アサーション」の関係

話すアサーション

アサーションとは、「自分のことをまず考えながら、他者のことにも配慮する自己表現」です。アサーションには「話すアサーション」と「聴くアサーション」の2つがあります。今回の記事では、話すアサーションについてお伝えしていきます。

 

話すアサーション

話すアサーションとは、「自分の考えや気持ちを捉え、それを正直に伝えてみようとする」話し方です。ここでいう気持ちとは一次感情を指します。

 

一次感情の例

悲しみ/戸惑い/心配/不安/つらい/もどかしい/落胆/さびしい/困惑

 

私たちは日ごろから、家族・職場・地域社会・友達、コンビニやランチに行った先の店員など、あらゆる人との関わりで生活しています。その関わりの中で心地よい関係性を築けることもあれば、コミュニケーションエラーや戸惑いを感じる機会が起きることは、自分自身の考えや気持ちをきちんと伝えることができないために生じているのかもしれません。

 

たとえば、コンビニで買い物をしているとき、レジに店員がいません。ふと周りを見ると、店員は奥で商品の陳列をしていてレジ待ちに気づいていません。その時、あなたはどのような行動をしますか?

 

1.「すみません、レジお願いします」と店員に声をかける

2.「早くしてよ!」と店員をけしかける

3.店員が商品陳列を終えるまで、またはレジ待ちに気づくまで何も言わない

 

1は、アサーションの伝え方です。レジを済ませたいご自身の考えを伝え、店員に気づいてもらうための声掛けをしています。2の場合は、声掛けはしていますが怒りの感情があり攻撃的な表現になります。自分自身もイライラし、店員も焦りの気持ちを持つ、自分も相手も大切にしていない表現方法です。

そして3の場合は2種類あります。1つ目は、本当は早くレジを済ませたいのに、それが言えず黙っているのであれば、それは自分を大切にせず相手を大切にしている非主張的自己表現といえます。一方で、急いでいないし店員の商品陳列がひと段落するまで待とう、など思って待つ行為は、自分の考えを大切にし、相手も大切にするアサーションである、といえます。

普段のあなたは、いかがでしょうか?その時々の状況に応じて異なることがあるかもしれませんが、自然とアサーションをしていることに気づく方もいるかもしれませんね。

 

ちなみに「怒り」は一次感情ではなく、二次感情です。

一次感情の「悲しみ」があふれて、怒ってしまう

一次感情の「戸惑い」が大きくなり、不信感から怒りをあらわにする

怒りの二次感情を正直に伝えるのではなく、その奥にある一次感情を正直に伝えることが、話すアサーションです。

 

シャンパンタワーの人間関係図

シャンパンタワー_キャリアカウンセリング

人間関係の構図をシャンパンタワーでなぞらえることがあります。

一番上…自分自身

上から2番目…家族

上から3番目…職場、友達

上から4番目…地域社会

通常のシャンパンタワーであれば、一番上のグラスからシャンパンを注いでいくと均等に全体にいきわたります。人間関係でなぞらえると、注ぐ人は一番上の自分自身から注ぐ人もいれば、自分のことは後回しにして2番目、3番目の家族や友達、職場を真っ先に注ぎ始める方もいます。

 

独身時代は趣味やファッションなど自分自身が満たされることをしていた方でも、結婚して子どもが産まれると、家族に注いで自分自身の時間を持てないことが多くあります。すると家族は満たされ幸せな環境の中にいるけれど何となく満たされない、そのような感覚を持つ方は、自分自身のグラスが満たされていないことが原因かもしれません。

職場の関係性も同様です。頼まれたら何でも仕事を引き受ける、断わりたいけれど断れない状況は自分自身のグラスを満たすことなく、職場のグラスから満たしています。

 

シャンパンタワーの2番目・3番目から注ぐと、偏りもでてきます。上手く全体に注ぐことはできません。人にやさしく、相手を気遣う行為をしていても、コミニケションエラーがある理由は、そのような注ぐ偏りがあるからかもしれませんね。

そのグラスに注ぐ行為はあなた自身です。だからあなた自身が「自分を大切にする」ために、まずは自分のグラスから満たすことを意識していく必要があります。

それが自分も相手も大切にする伝え方・表現方法です。

 

アサーションで気持ちの捉え方が変わる

私は「人にやさしく、相手を気遣う」「相手を傷つけてはいけない」そのようなことは道徳・倫理観のように幼いころから学んできました。一方で「自分を大切にすること」はあまり教わっていないかもしれません。いつしか、人にやさしく、相手を気遣うことは、自分自身の考えや気持ちを犠牲にして相手を優先させることが多くなることで、そんな自分を惨めに感じる時期もありました。

シャンパンタワーにあるように、自分自身を満たすことはより良い流れ・循環をつくることにつながる、そんな自分も相手も大切にするアサーションに出会ってから、随分気持ちに余裕を持てるようになりました。

 

もし、あなたが自分自身の気持ちや考えを犠牲にして、「人にやさしく、相手を気遣う」ことをしているのであれば、アサーションを学んでみませんか?

■アサーションについて知りたい・相談したい方はコチラ

 


SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者

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