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テクノロジーが進化しても、昔と今の業務時間はあまり変化していない理由

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テクノロジーの進化

仕事がAIに奪われる、今ある仕事の半数が将来無くなってしまう―。数年前にこのような話題が世間を駆け巡りましたね。今でも「将来なくなる仕事」という記事も多くあります。これはテクノロジーの進化で、AIが、産業ロボットやRPA化で、今まで苦労して人間がおこなってきた仕事を一瞬で終わらせてしまうことからきています。でも20年前の私と現在の私を比較しても、仕事の取り組み方が変わっても業務時間はそんなに変化していません。これって何でだろう?と疑問に思っていたときに、ある勉強会に参加して、「あー、なるほど。そうだよね!」と思ったことと、私なりの見解についてまとめてみました。

 

テクノロジーの進化で家事と仕事の負担はどれくらい減った?

ビジネス

近年のテクノロジーの進化は凄まじい勢いで変化していますよね。生活面で言えば、洗濯物は外で干すことから乾燥機で天候に左右されなくなりました。掃除機からお掃除ロボットへ、そしてあらゆる家電がスマート家電へと進化しています。ひと昔前は、平日は仕事で忙しく、家の掃除や洗濯するだけで午前中の休みが消えてしまう・・・家事の負担は大きくありました。

それが現在では、スイッチ一つでお掃除ロボットが毎日掃除してくれるからいつでも部屋はキレイになります。洗濯もワンタッチで乾燥までしてくれます。家電が進化・普及することで、家事の負担は確実に減ってますよね。

 

一方で、仕事面ではいかがでしょうか?

Excel、Word、Power Pointだけでも画期的に業務効率はUPしたはずなのに、労働時間は削減されません。工場では、作業ロボットが活躍する時代になったのに、RPA化が進む中でもっとムダな作業が無くなるはずなのに、なぜか毎日忙しい日々を送っていませんか?

 

ある勉強会に参加したときにお話しされていたのですが、40年前と現在の家事の負担は20%近く削減された、と言われています。でもOAがいくら進化・普及しても、仕事の負担は40年前と比べてたった3%ほどしか削減されていないそうです。

私自身、確かに昔と今の家事の負担は削減されたけれど、仕事はいつも忙しい…。勉強会でお話しされていた内容に納得でした。

 

単純作業が得意なAI、工夫をする人間の脳

家事と仕事、同じようにテクノロジーの進化で恩恵を受けているはずなのに、なぜこんなにも差があるのでしょうか?それは、洗濯・掃除などの家事は単純作業によるもので、工夫が必要ないからです。細かな部分は人間の手が必要にはなりますが、大抵は家電任せで十分ですよね。

対して仕事は、単純作業な面があっても、個々で工夫したり、新しいことを考えることで、新たな仕事を自ら増やしていく傾向にあります。魅せ方、伝え方など、相手先企業、消費者への気遣い・心配りを考えて仕事をしますよね。

相手が持ち運びしやすいように整理整頓したり、相手により伝わる企画書にするために、魅せ方を工夫したり、業務効率化を図るために、新しくチームで取り組み方を考えてみたり―。

 

人間って単純作業を単純作業で終わらせない生き物なんですよ。

 

何かしら工夫したり、やり方を変えてみたり、新しい情報を収集して今あることに加えてみたりする―。これらすべて考える力であり、この工夫して取り組んでいる毎日が成長の糧になっています。だからどれだけOAが進化・普及しても40年前と比べてさほど労働時間の変化がみえません。テクノロジーの進化で時間ができると、新しい仕事、業務を創っていってしまうんですよね。それはきっと、誰もが考えて生み出す力を備えているから、だと思うのです。

テクノロジーが進化しても仕事の負担は削減されない、というよりも、テクノロジーの進化で新しいことを考え工夫する時間が増えた、と言えるのかもしれないですね。

 

本当にテクノロジーの進化で仕事が失われてしまうのか?

数年前、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が同大学のカール・ベネディクト・フライ研究員とともに著した『雇用の未来コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文発表されました。この論文では、およそ10~20年程度で米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至りました。

この論文をきっかけに「10年後に無くなる仕事」などキャッチ―な言葉が目に付くようになりました。でもこの論文では仕事が自動化される、ということを伝えているだけで、無くなるとは言っていません。

 

この論文が出た当時は、自動化される仕事に従事されている方にとって、働くことへの不安を覚えた方もいるかもしれません。ほとんどの方が、単純作業が多い毎日で何も身についてない、成長できていない、という不安に陥ることがあります。でも、毎日単純作業な仕事の中でも、あなたなりに工夫して仕事に取り組んでいるはずです。

 

それが働く上での個性であり、働く上でのあなた自身の強みです。

 

工夫や考えを積み重ねていくことで、周りから信頼を積み重ねていくこともできます。それが成長の証でもあり、その工夫の積み重ねが将来、新しい仕事や任される業務が生まれてくるかもしれません。

テクノロジーは、人間の過去の積み重ねの単純作業を簡潔化させていき、人間は新たな考え・工夫で仕事を生み出していきます。だから、テクノロジーの進化で仕事が失われるというよりも、テクノロジーの進化で仕事のカタチが変わる、ということです。

 

何のために?を考えていこう

もし、あなたがマンネリな日常に不満を持っていたり、指示される仕事をこなすことが精一杯で何も成長できていない、と感じているのであれば、「何のためにその業務をしているのか?」ということを一度考えてみるといいですよ。言われたことを淡々とこなすだけではなく、その業務の先のことを考え、誰のために何のためにその業務が必要とされているのか、を整理していくだけでも仕事の工夫の仕方が変わってきます。

 

ただ業務をこなしていた過去から、相手が受け取りやすさを工夫した業務の仕方へ

言われたまま業務していた過去から、相手の疑問を想定したプラスアルファの提案の仕方へ

 

ちょっとした工夫や、考えて仕事に取り組む姿勢は、あなたの働くエネルギーの基礎となり、そのエネルギーを発揮できる環境は、あなたの働く意欲を十分に発揮できる環境になります。

そして働くエネルギーを発揮するために、職場内、クライアント先からでも多くのフィードバックをもらうとよりエネルギーは満たされていきます。感謝の言葉や労いの言葉、何気ない一言など、多くのフィードバックをもらうことで、働くエネルギーの貯金が貯まります。

働くエネルギーの貯金が増えることで、「働きがい」や「やりがい」を感じることもできます。だから人は、相手のことを考えてもっと工夫して、試行錯誤しながらより良い仕事を創っていくことができるのです。

 

もしかすると、あなたがマンネリ化した仕事をしている、と思っていても無意識のうちにあなたなりに工夫して業務をこなしている、ということもあるかもしれません。ぜひ一度周りからのフィードバックをもらって気づいていないあなたなりの工夫を見つけてみてください!

 

 

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SOARist(ソアリスト) キャリアコンサルタント岡本陽子

作成者: SOARist(ソアリスト) キャリアコンサルタント岡本陽子

募集から定着まで!経営ビジョンに共感する人材を集め、帰属意識の高い人材づくりをサポートする「採用定着のおかみさん」サービスを提供。相撲部屋のおかみさんのように、経営者から信頼され従業員から頼りにされる存在で、離職率が高く人材が定着しない中小企業経営者や個人事業主のための、あらゆる人材に関わる課題解決をサポート。企業内キャリアコンサルティング実績は75社以上。他、企業の福利厚生制度に取り入れられ、従業員個人とその家族のキャリアカウンセリングに携わる。

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