参加者の声を一部ご紹介
A.疲れて考え方が柔軟ではなくなっていたので、外に出てみようと思いました
Q.参加されてみていかがでしたか?
A.自分の本質について考えてみることができた。その中で今後の気づきがありました
参加者:T.Aさん
T.Aさんは、もともと別のセミナー(リフレーミング講座)にも興味をもって頂いていた方で、またキャリアコンサルタントにも興味があったから申込をした、とのこと。
このような言葉をもらえると嬉しいですね。
それに、最近「キャリアコンサルタント」や「企業内キャリアコンサルタント」という認知が拡がり、興味を持っている方も増えているなぁ、と感じます。
それだけ、自分のキャリア、将来への不安、働き方について考える機会が多くなっているのかもしれませんね。
正解を言う環境で育った幼少期
私の幼少期の義務教育では、正解をわかる人が手を挙げて答える、というスタイルでした。私はそんなに社交的でもないので、どちらかと言えば正解を答えたい!というよりも、間違ったら恥ずかしい、自分の意見を否定されたらイヤだ、そんな思いが強かったように思います。そんな幼少期は答えや正解がある環境で育つと、正解が一つではない社会に出たときは、大きなギャップを感じたことを覚えています。
今思えば、めちゃくちゃ甘ったれな考えですよね。でもずっと間違わないように正解の道を進むことが当たり前になっていた自分自身からすると、なんで教えてくれないの?って人に対してのストレスを抱えてしまうのです。
ストレスを抱えると、考えもさらに固執してしまい、自分だけ差別されているように感じたり、体調が悪くなったり、悪循環なことだらけで、新卒時代は大変だった記憶があります。
そんな甘ったれな自分も経験値が増えることで、正解のない社会に慣れていくのですが、それは後天的に身についた特徴です。
周りとの違いを認める自分になるために
最近では、教育方法が少しずつ変わってきて、正解云々ではなく自分の考えを自由に発表するアクティブ型の教育なども増え、幼少期の頃から個性を磨くことに注力しだしてきています。
すると若い方の考えはすごく柔軟で、いわゆるジェネレーションギャップを感じてしまう中堅世代も多いのではないでしょうか?ゆとり世代のはじまり、ゆとり世代の終わり、好きで仕事をする、めんどくさいからやりたくない、など、我慢を知らない若者、という印象を持つ方も少なくありません。
そのギャップは幼少期に学び、育った環境が変化していることが理由の一つです。本来持っている本質や素質は幼少期の頃に確立され、成長して社会に出たときでも、その本質が変化することはありません。社会経験をすることで、そのビジネスにあった態度・対応・意識は後天的特徴として身につきますが、本来ある先天的特徴の本質や素質は変わりません。
幼少期に抱えた嫌なこと、ストレスとして感じる素は社会に出てからも変わらないのです。
だからこそ、自分の本質を知り、ストレスとして感じる素がわかることで、周りと関係性で抱えている歪みが軽くなります。いつも苦手としている上司のクセは、ストレスを逃がしている時間だったのだ、とわかるだけでも、変にストレスを抱えなくなるのです。
若者に対してだけではありません。人材不足という時代の中で外国人雇用など異文化の対応を求められることも多くなります。そんなときでも、相手のストレスの素がわかることで、変にストレスを抱え込むことがなくなります。
次回、6/30(土)も開催します。興味ある方ご参加下さいね→詳しくはコチラ
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