キャリアと聞くと、どのようなイメージ持たれていますか?数年前の私は、転職や独立、資格取得や役職に就く、勝ち組…、今の自分に持っていない何かを手に入れることが、キャリアを積んでいくことだと考えていました。でも実際は何かを加えるだけではなく、持っていたものを捨てることもキャリアの一つだったり、自分らしいキャリアを築くことに、キャリアアップもキャリアダウンもありません。
私がキャリアコンサルタントの勉強をしていた頃に学んだ、キャリアの誤解についてまとめてみました。
あなたはキャリアを尋ねられた時、どう答えますか?

あなたは自分のキャリアを尋ねられた時、真っ先に頭に浮かぶことは何ですか?
- 学歴
- 職歴
- 肩書
- 持っている資格
大抵の方が、このような経歴や自慢できること、経験を語りはじめます。キャリアと聞くと、自分は此処が優れている、という形で考えてしまうことが多いのです。
そうなると、下記のような気持ちを持ってしまう方があらわれます。
- 自分には何も取り柄がない
- 受験や希望する会社の面接に失敗したからキャリアを築けていない
- 自慢できるほど熱中したことはない
このような自分を否定したり、自分に自信がない方の殆どが、周りと比べて自分は…、という感覚を強く持っている、つまり周りと比較してしまっているのです。数年前の私もこの状態でした。
キャリアとは人生そのもの

キャリアとはwork-career、life-careerそのものを指します。過去の自分を受け止めながら、自分と自分を取り巻く環境を、どのように築いていくかを考えていくことが大切なのです。
つまり、キャリアとは自分自身の人生そのものなので、周りと比較する必要はありません。
- 過去に閉じ込めてしまった、小さな頃にはあった特徴や強みは何か
- 過去取り組んできたことで今後活かせることは何か
- これから自分はどうしたいか、何ができるのか、何をしたいのか
- 自分を軸として、周囲とどのように関わりたいのか
このように、キャリアとは自分自身と向き合う、対峙することなので、周りとの比較や評価は関係ありません。自分自身と大切にしたい家族や友人、職場との係わり方、リフレッシュしたい余暇など、どのように考え、どのように過ごしていくことが自分にとって納得できるのか、を考えていくと、自然と周りの比較や評価なんて気にしなくなります。
キャリアを築くことは一つひとつの小さな積み重ね

「このスキルを学んでキャリアアップする」
よく聞くセリフですよね。以前の私もそうでしたし…。もちろん、本人がキャリアアップだとそう感じるなら構いません。ただ、受験に失敗した、転職が上手くいかなかった…、という時、キャリアダウンしたという考えは持つ必要はありません。なぜなら、それもあなたの人生の中での一つの過程であり、あなたの実績なのです。その失敗から学ぶ経験や行動は、きっとあなたのキャリアを築く糧になります。
キャリアとは日常からなる一つひとつの積み重ねです。何もしなかった空白の期間があったら、それも「何もしなかったという経験」になります。過去は変えられません。その経験や実績を受け止めつつ、今後のキャリアプランをいかに考えていくことができるか、をきちんと考えていく姿勢が大切なのです。
最後に
背伸びをしていた頃の私もきっと周りの目線を気にしていたり、比較してしまっていたんでしょうね。過去の経験こそが私を表現する看板そのものだと、今は自信を持って言えます。
「キャリアには、キャリアアップもダウンもない、キャリアは積み上げていくもの(Build)」
苦い経験も積み上げていくと自分を表現するキャリアになる。あなたは、過去の経験を受け止め、どのような人に囲まれて、どんなキャリアを築いていきたいですか?
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