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介護が気になり始めた方へ|仕事と介護の両立するための準備とは?

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仕事と介護

今すぐ介護が必要なわけではないけれど、親も高齢者と呼ばれる年齢になり、将来の介護について気になり始めた方へ。今は元気だけど、いつ急に介護が必要になるかわかりませんよね。介護はいつも突発的でいつまでという期限も明確ではないからこそ、慌てないためにも事前知識は必要です。

今は親元離れて暮らしているけれど、介護が必要になったら田舎に戻らないといけない…、そのような介護離職をされる方もいらっしゃいます。

仕事と介護を本当に両立できるだろうか?離職した方が負担は軽くなるのではないか?そのような疑問を、過去の介護離職者のデータを参考にしながら、紐解いていきます。あなたとあなたの大切な方が、共により良い生活ができるためにはどのようにしたら良いのか、考えてみてくださいね。

 

離職をしても減らない負担

介護離職1

(引用:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」 (平成24年度厚生労働省委託調査)

 

離職することで、経済面の負担が増すことは予測できます。でも仕事と介護の両立ができないから離職を決意したはずなのに、離職後は精神面も肉体面も負担が増したと感じている人の割合がいずれも5割を超えています。

 

24時間介護の疲労

疲労

慣れていない介護は想像以上に精神的・体力的に疲労します。介護ヘルパーにお願いするよりも身内のことは身内で…、と頑張り過ぎる方もいます。

また、離職をすることで社会との関係性がなくなり、介護生活がメインの過ごし方になります。病院やケアマネージャーと関わりはありますが、介護の話しが中心になりますよね。家の中で介護をし、外に出ても介護に関連する話しばかりで、ご自身のケアができず精神的にも参ってしまうことがあります。

 

仕事に置き換えてみてください。四六時中仕事のことばかり考えている毎日は大変だと思いませんか?忙しい仕事の毎日続きでリフレッシュしてカラオケや温泉旅行に行くように、介護の他に気持ちを変える場が必要なのです。

 

もう一つのデータで、介護を理由に本当は仕事を辞めたくなかった、就業意向があった割合は男女とも5割を超えています。

介護離職2

(引用:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」 (平成24年度厚生労働省委託調査)

 

辞めるしか方法がなかったのかもしれません。でももしかしたら、一人で結論づけてしまった人もいるかもしれません。介護は急に訪れるもので、ナイーブな問題なので気軽に相談できることではありません。だから一人で抱え込んでしまうことが多いのです。

 

一人で考えて離職を決意する前に、最低限次の事項を確認してから考えてみませんか?

 

介護離職する前に確認しておくべきこと

介護

 

1.「仕事と介護の両立支援制度」について知ろう

●介護休業の制度利用対象者

介護休業の利用対象者は、2親等以内の親族と配偶者が対象となります。

「配偶者、父母、子ども、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹及び孫」

育児休業と異なり、介護休業は介護をするためだけの制度ではなく、仕事と介護の両立をはかるための準備として設けられています。対象家族一人につき、93日×3回までの分割取得が可能で介護休業を取得しながら、仕事と介護の両立していく方法を、当事者本人、関わる家族や介護サービス、会社と連携しながらより良い両立の仕方を探していきます。

 

●介護保険制度の利用対象者

65歳以上の高齢者の他に、40歳以上64歳までの特定疾病認定者が対象となります。

特定疾病については、こちらを参考にしてみてください。

介護保険制度を利用すると、1~3割の負担で介護に必要なサービス、設備をレンタルすることが可能です。

 

●働き方の柔軟性

対象者の介護が終了するまで残業の免除や所定外労働制限、短時間勤務などが可能です。また在宅勤務やフレックスなどの制度を整えている企業もありますので、一度就業規則などを確認してみるといいですよ。

また企業の福利厚生制度のメニューの一つに、介護が必要な家族をお持ちの方のためのサービスを設けていることがあります。あなたの会社の福利厚生制度の内容を今一度確認してみてくださいね。

 

2.介護当事者の地域包括支援センターを調べてみよう

中学校区に一つの割合で全国の各市町村に設置されています。地域包括支援センターには、介護分野の専門家「主任ケアマネージャー」、福祉制度の専門家「社会福祉士」、医療・保健分野の専門家「看護師」「保健師」が所属しています。

地域包括支援センターは地域の高齢者を支えるために「介護予防ケアマネジメント」「総合相談」「包括的・継続的ケアマネジメント」「権利擁護」の4つの業務を行っています。はじめての介護相談の場合は、総合相談の窓口に相談してみてください。高齢者の介護等日常生活に不安なこと・困ったことに対して、必要なサービスや制度を紹介し、解決へとサポートしてくれます。もちろん相談は無料です。

 

「地域包括支援センター 地域名」で検索してみると、その地域の一覧表が出てきますので、気軽にお問い合わせしてみてくださいね。ご両親と離れてくらしている場合は、介護が必要なご両親が住んでいる地域包括支援センターを調べて相談してみてください。

 

3.設備費用・サービスは保険制度を上手く利用しよう

当然ですが、介護保険制度が活用できるため、1/10の費用で車いす、介護用ベットのレンタルが可能です。車いすであれば月500~1,000円程度です。

また、要介護1の方がデイサービスを利用する場合、介護保険により1割負担で利用ができるため、1ヶ月25日程度の利用でおよそ1万5,000円ほどです。

※あくまでもおおよその金額です。詳しくはそれぞれのサービス機関へお問い合わせください。

 

ご両親が元気なうちに将来のことを考えていこう

仕事と介護

介護は突然やってきます。そのときに慌てないために、ご両親が60歳を超えたら今後のことについて話し合いをしておくといいですよ。何を話したら良いのかわからない、という方は厚生労働省が作成した「親が元気なうちから把握しておくべきことチェックリスト」というシートがあります。

ぜひそちらを参考にしながら、介護について向き合う時間をつくってみてくださいね。

●親が元気なうちから把握しておくべきことチェックリストなどは厚生労働省のページにありますので、参考にしてみてください。厚生労働省のページはコチラ

 

 

 

 

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SOARist(ソアリスト) キャリアコンサルタント岡本陽子

作成者: SOARist(ソアリスト) キャリアコンサルタント岡本陽子

募集から定着まで!経営ビジョンに共感する人材を集め、帰属意識の高い人材づくりをサポートする「採用定着のおかみさん」サービスを提供。相撲部屋のおかみさんのように、経営者から信頼され従業員から頼りにされる存在で、離職率が高く人材が定着しない中小企業経営者や個人事業主のための、あらゆる人材に関わる課題解決をサポート。企業内キャリアコンサルティング実績は75社以上。他、企業の福利厚生制度に取り入れられ、従業員個人とその家族のキャリアカウンセリングに携わる。

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