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デジャヴとヴジャデ|ありふれた毎日の中で気づけない何かに気づくヴジャデ体験

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ヴジャデ

デジャヴ(既視感)とは、はじめて見ることや体験することなのに、すでに体験したイメージを持ち、懐かしさを感じる現象のこと。ヴジャデとは、普段から見慣れているモノゴトなのに、まるで初めてのような新鮮さを感じること、です。

探し物をしているときに、ずっとあちこち探しているのに見つからなかったものが、いつも持ち歩くカバンの奥底にあった…。そんな日常の中にある答えに気づくためにヴジャデ。あなたは今まで何回経験したことがありますか?

 

ヴジャデは脳を活性化させる

だまし絵

ヴジャデはトリックアートでアハ体験するようなものです。見る角度によって全く違う印象の絵に気づくこと、脳のヒラメキや創造性を掻き立てるような経験です。

それは新しい知識を得ることで見つかるものではありません。あなたが視点を変えることで普段見ているモノゴトを違った表現の視点へと変えてくれるのです。

人には長所と短所があります。Aさんという人はワガママな性格だと苦手意識を持っていても、あるときに「ブレない軸を持っていてしっかりした人だな」と印象が変わった経験をしたことはありませんか?

同じAさんという人でも、視点を変えることで見えてくる印象が変わるのです。

 

日常の中にアイデアもヒントも隠れている

ヒント

ヴジャデは、あなたの日常の中に存在しています。

毎日ありふれた日常の中にアイデアは溢れているもので、あなたはそれをまだ発見できていないだけなんです。日常の中にあるモノをいつも同じ視点からしか見ていないから、見えていないだけ。灯台下暗しのようなものですね。そこにあるのに、あることに気づかない。

でもフッと目線をおろすことで、あることに気づいたりするんですよね。見つけた瞬間は、こんな近くにあったんだ!と自分の探す視点のワンパターンさに笑ってしまうくらいです。

 

起業家やコンサルタント系の仕事をしている人は、「ヴジャデ」に気づく機会が多くあります。それはきっと世の中や企業の「不」を解消するためには、今ある日常の中にアイデアは溢れていることを知っていて、それを発見する多くの視点を持っているんでしょうね。

 

ヴジャデを体験すれば悩んでいたこともスッと軽く消えていく

ビジネス

ヴジャデは、アイデアを発見するだけではありません。人の気持ちも同じです。不安や不満を抱えモヤモヤしている状態ではヴジャデを見つけることができません。

 

例えば会社員時代の私と言えば、業務量の半端なさと忙しさで参ってしまっていた時期がありました。

  • いつも私に業務が集中される
  • いつも私だけが忙しい
  • いつも私が怒られる

仕事を押し付けられることが多いから忙しい毎日が続き、ミスも増えて怒られしまう・・・、そんな堂々巡りの日々を繰り返すと、不満のモヤモヤが濃くなってしまうんですよね。モヤモヤ感が霧のように全体を見えなくしてしまいます。

 

忙しくしている私の横で

休憩してジョークを言い合う同僚にイライラしたり…

ヒマそうな上司に腹が立ったり…

業務に追われているのに、さらに自分で勝手に気持ちをイライラさせていくことを考えてしまうんですよね。

 

でも、視点を変えてみることで

  • 業務が集中されることは、それだけ信頼が高いという評価をもらえているのではないか
  • 忙しさは自分が周りに教えて効率化が図れるのではないか
  • 忙しすぎるオーラを出し過ぎて、手伝ってくれる人でさえも遠ざけていた

そんなことに気づくことができました。これがヴジャデです。

 

簡単にできる仕事はフォーマット化して、周りに手伝ってもらうことにしました。忙しいことを理由に教える時間がないと考えていましたが、フォーマットをつくりシステム化することで、随分ラクになったんです。忙しいと思っていたことも、忙しくさせていたのは、システム化を後回ししていた私自身の問題でもあったんですよね。

 

ヴジャデ体験を意識しよう

アイデア

今までにないアイデアを見つけようとするとき、現在ある堂々巡りに変化をつけたいとき、人は何か新しいモノゴトを取り入れようと考えてしまいます。

  • 新しい学びをしたら○○ができるかも
  • 新しい機械を取り入れたら○○が上手くいくかも

 

そのような新しい何かに視点を向けると、常に満たされないときは新しいモノゴトを取り入れるクセがついてしまいます。

この資格を取得したけれど、上手くいかないからもう一つ上の資格を取得すれば仕事が増えるかもしれない・・・、とかですね。これには終わりがなく、ずっと新しい何かを求めてしまう病にかかってしまいます。

 

ヴジャデを意識することで、今ある日常の中で見えていなかった新鮮な何かに気づくことは、現在の自分自身の能力でできることが、ほとんどなのです。

ぜひ、何かに迷ったときは、ヴジャデを意識して考えてみてくださいね!

 

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キャリアコンサルタント_岡本陽子

投稿者: SOARist|株式会社fanfare キャリアコンサルタント岡本陽子

納得感ある仕事人生(キャリア)を築くための「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整えていく時間」を提供するキャリアコンサルタント|オンライン相談付きキャリア手帳考案者

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