人材育成で悩む企業向け傾聴講座|部下からの相談・育成に悩む上司・マネージャー向けのビジネス研修です。人材不足の現在、「多様性」「多様化」というキーワードもよく聞かれるようになりました。ひと昔前であれば、営業希望者は、成績を正当に反映される報酬体制に魅力を感じたり、早期出世したい貪欲な人材というイメージが多かったと思います。でも多様化する現在では、誰もが同様の欲求を持って営業志望しているわけではありません。
その違いに気づき、一人ひとりの素質に合わせたマネジメントが必要とされる現在において、発信力、伝える力と同様に重要視されている「聴く力 傾聴力」。傾聴力を養うことで、自分とは正反対な素質の人材でも、多様性を認め、多様性を活かすマネジメントに取り組むことができるようになります。
あなたは部下から相談されたとき、このようなやりとりをしていませんか?
- 途中でいつも自分の考えを言ってしまう
- 話しを聞きながら相手にダメ出ししたり、否定や評価をしてしまう
- つい先読みして話してしまう
- ダラダラした相談時間にイライラしてしまう
- 結論のない相談に、すぐに結論づけてしまう
原因は多様性を認めきれていないこと
「多様性を認める」ことは、近年話題になっています。一人ひとり違っていい、様々な意見、考え、傾向があっていい、多様性とは「幅広く性質の異なるものが存在すること」です。さまざまな違いを尊重し、その「違い」を積極的に活かすことを求められています。
でも人は、自分自身が経験したモノゴトを通じて判断するため、経験値ではないことを受け入れることができません。
- 自分自身で見聞きしたことがないモノゴト
- 自分とは正反対な性格・特徴を持つ人の考え
- 自分も周りの家族や友達とは異なる価値観を持つ人
これらは、過去の自分の経験・価値観の中で相手のことを見ていることが原因です。現在の自分の考えや価値観をはずし、フラットに相手に向き合うことで「見えてくること」「わかってくること」があります。そのフラットに向き合う姿勢は、相手の話しを聴く力「傾聴力」を育む基本姿勢です。
本講座の傾聴力を知ることで、どのような性格の持ち主でも、正反対の考えを持つ相手でも、その多様な人材の違いを認め、積極的に活かせるマネジメントのコツがわかるようになります。
講座を通じて得られる期待効果
- 相手の話しをフラットに聴くことができるようになる
- 相手が何を言いたいのかがわかるようになる
- 相手の言葉を受け止めることができるようになる
- 評価して話すことをしなくなる
- 結論づけたり、否定をすることがなくなる
傾聴力がマネジメントに必要とされる理由
傾聴力を身につけるために大事なことは、「相手との信頼関係」です。信頼関係を育むことは、職場環境改善だけではなく、クライアント先や業者とのビジネス関係、家族関係、友人関係など、様々な場面で一番必要なことです。
この信頼関係がなければ、不安になるだけでなく、時に敵対視してしまうこともあります。
信頼関係とは、
- 自分のことをわかってくれる安心感
- 考えを認めているという共感
- お互いの未来に期待しあう関係
を意味しています。
共感と同感を混同される方がいますが、共感と同感は意味が全く異なります。
- 共感 → 相手(話し手)の気持ちを同じ人間として理解しようとする態度のこと
- 同感 → 自分と同じ意見・価値観を持った相手に対して同意をすること
多様性を認めることは、同感をすることではありません。そもそも価値観が違うのだから、同感できるはずがありません。でも共感と同感を似た意味で考えている場合、多様性を認めるという共感姿勢に違和感を感じてしまうのです。
共感という本来の意味を知り、傾聴力を身につけることで、スタッフはその共感する態度・姿勢に「自分のことをわかってくれている」と認識します。それが多様な人材がいる職場における「信頼関係の築きの第一歩」となります。
ビジネス上の建て前の関係ではなく、本当に信頼し合える関係づくりは、職場環境を良くします。またスタッフと本音で話せる信頼関係を築くようになれば、どんな多様な人材でもマネジメントできるようになり、定着へとつなげていくことができます。
参加者の声
講座案内
こちらは企業向け講座です。各企業先で講座をおこないます。
講座名 | 多様化する人材をマネジメントするために必要な上司のための傾聴講座(アフターフォロー付き) |
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講座時間 | 3時間 |
講座費用 | 88,000円 |
参加対象者 |
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詳細 |
≪3ヶ月のアフターフォロー付き≫ 講座で学んだことを実践して成果があらわれるまで最低3ヶ月はかかります。その期間中にでてくる疑問点など、アフターフォローカウンセリングをおこなっていますので、多様な人材と向き合うための信頼関係の築き方、傾聴の基本をきちんと習慣化させていくことで、職場環境もグンとよくなります。 |
講師プロフィール
SOARist(ソアリスト)国家資格キャリアコンサルタント 岡本 陽子
働く個人が安定した気持ちでキャリアを築いていくために、「働く気持ちの体力を回復し、気持ちを整えていく時間」を提供しています。
働いていると、
「今の仕事は自分に合っているのだろうか?」
「このままで良いのだろうか?」
と働く気持ちの体力が下がっていくことは、誰でも一度や二度経験していることだと思います。
私自身、就活時代はやりたいことが明確になく、誰でも始められるという理由から求人広告営業を選びました。きっかけは単純ですが、様々な世代や業界の働く個人のキャリアインタビューをおこなうことで、「誰かの仕事人生を変えていくきっかけになる求人広告づくりができること」にやりがいを感じていくようになりました。
しかし、長年お付き合いがあった代表の右腕が突然離職する出来事をきっかけに、求人広告という「点」の関わりから、より深く企業の定着支援や、従業員が気持ちよく働き続けるための継続的な「線」の関わり方をしたいと思うようになりました。
現在は、働く個人が健やかに豊かに歩んでいくために、「納得感ある仕事人生を過ごしていくための気持ちを整える時間」を提供しています。
私が好きな言葉の中に、「五方よし」があります。五方よしとは近江商人の三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)に加えて、「働き手よし、未来(次世代)よし」を指します。
五方よしにあるように、企業も働く個人も、「働き手よし」と思える社会づくりの役割を果たしていきたい、そう考えキャリアコンサルタントとして活動しています。
実績
■企業内キャリアコンサルティング 75社/企業研修
■個別キャリアカウンセリング 350名/オリジナルセミナー開催 他多数
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