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認知の歪み⑥「拡大解釈(破綻化)または最小化」

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悩む

自分の失敗や誰かの成功など、物事の重要性を誇張して拡大解釈をして考えてしまう。または逆に自分の成功や美点、他人の欠点や失敗などを小さく捉え、不適切に物事を小さく見せすぎてしまう、そんな認知の歪み「拡大解釈(破綻化)または最小化」について。

 

小さなミスで全て台無し!と感じてしまう

失敗

先日、転職希望者の方から応募したい企業があるので、履歴書を見て欲しいとの依頼がありました。とても真面目な方で、下書き段階のものでも綺麗に仕上がっていたので書類選考は問題ないだろうな、と思っていました。ところが1週間くらい経った後の相談時には、なんだか浮かない表情をしていた相談者Aさん。理由を聞いてみたら

 

Aさん

履歴書にハンコを押すことを忘れていた…不備書類だから受からないと思ってた…
結果はどうだったの?

Aさん

連絡来て、来週面接です。でも何でミスしたのに面接進めるのかわからない…

 

小さなミスを犯して「これで全て台無しだ!」と考え込んでいたAさん。でも結果はそのミスよりも他の履歴書に書かれていたAさんの魅力を企業は選んだということになります。結果がわかっても、Aさんは良い結果よりもハンコを押し忘れた小さなミスをずっと引きずって抱え込んでいたのです。

でも結局は、一つの小さなミスを誇張して考えている本人ほど、周りは気にしていないことのほうが殆どなのです。

 

自分に厳しく、他人に寛容

慰める

この認知の歪みには「自分に厳しく、他人に寛容」という言い方の方が伝わりやすいかもしれません。

自分の小さなミスや失敗は何一つ許せないのに、他人の小さなミスは「そんなミスは大したことないよね」と落ち込んでいる相手を励ましたりする…、そんな経験はありませんか?

自分の嫌な部分や悪い部分は非常に大きな物事として捉え、自分のいい部分や成功は、非常に小さく謙遜して考えてしまう。反対に周囲には全く逆の言動をします。周りが落ち込んでいたら大したことがないと、楽観的に捉えるように促している、そんな方は基本的に真面目で周囲からは優しい印象を持たれていることも多いですね。

 

最後に

周りに「自分に厳しく、周りに寛容」なタイプがいたら、小さなミスで悔やんでいるときには、「大したことない」と声をかけてみるといいですね。「私にはいつもそう言ってくれるでしょ?」と付け加えると、過去に自分が相手を励ました行為を思い出し、今の自分になぞらえて落ち着いて考えるきっかけが生まれます。

あなたの周りに「自分に厳しく、周りに寛容」な方はいらっしゃいますか?それともあなた自身がそうですか?

 





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岡本 陽子

作成者: 岡本 陽子

ココロとカラダも健やかに翔けていけるキャリア支援をおこなう中小企業向けキャリアコンサルタント。広告業界時代に培った経営者から新卒1年目まで200社3000名を超えるキャリアビジョンヒアリング 経験を活かし、現在はスタッフが健やかに働くためのキャリア支援をおこなう。採用時から変わらない期待値を持ち続け、安定したパフォーマンスを発揮するために必要なやるべきこと、自身の価値の活かし方とは何かに「気づく」ことをサポートしています。その多くの「気づき」こそが、自発的に考え行動できるパフォーマンスの高いスタッフが集まる組織に変化していく原点です。

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